diary 2006 Jun

 音楽活動のご報告
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 Music & Life
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 音楽活動のご報告

 
 
 
 
 
 
 6月2日(金) 東京音楽大学付属民族音楽研究所社会人講座
 

 今日は、半年振りに再開しました東京音楽大学付属民族音楽研究所・社会人向け民族音講座の初日でした。 今回は過去3年で最高の応募数を記録した前回よりもさらに多く
 
 ジェンベ13名、タブラ17名、そして今回初の試み 「インド音楽入門講座」が11名。
 応募は先月前半締切ですからTV効果以前の事です。
 ありがたいことです。


 6月5 日(月) 大橋民族音楽教室に嬉しいVisitorさん達
 

  6 月5日 何時もより一週間早い福岡の民族音楽教室のレッスンでした。
 インドから師匠を招聘したり研修などでS君達が忙しいのかお休みで寂しい日になるかと思いきや、体験レッスンが七人も。なんと全て市内の公立中学の音楽の先生。
 8月に行われる研究部会の講師に若林を指名して下さって、お顔合わせを兼ねて有志が体験レッスンに来てくれたのです。
 先生達が若林の存在を新たに認識したのは、先日の博多駅あおい書店さんと天神丸善さんで行われた「民族音楽ふれあいミニライブ」。
  数人の先生達は、それぞれのご都合の時間にバラバラに来て下さって、それぞれが本を買ってくれたり、声を掛けてくれたり。それぞれが印象的で「ちょっとただ者じゃないな!」と思っていたのですが、まさか皆さんが同じ研究会のグループとは!
  大橋の音楽スタジオに一同に介して可笑しくなってしまいました。
 「なんじゃ!みんなグルかいな!」

  一時間は若林のシタール、タブラ、ルバーブのデモ演奏をゆっくり聞いて頂いて,次の一時間は太鼓の体験レッスン。教室が終わってからは生徒さん達とお茶を飲み乍らの「定例質問タイム」のファミレスにご一緒して貰って、教育現場に於ける民族音楽の紹介の仕方........などなど。

 
  全国何処に行っても現場の先生達は、民族音楽を楽しく素敵な音楽と受け止めているのですが、西洋クラッシック音楽のロジックが通用しない世界。突き詰めて言えばインド音楽にはインド音楽のロジックがあり、アラブ音楽にはアラブ音楽のロジックがある。「民族音楽」とひとくくりに言われますが、西洋クラッシック音楽が国の数だけ有る様なもの。そのひとつひとつが価値観を異にする。
 それを子ども達にどう説明するか?は大変な苦労と混乱を伴う訳ですが「感じたままで良い」というものでもない。
 絵心の無い人にしてみれば、 チンパンジー画伯の絵とピカソの絵の違いが分からないかもしれないけれど、ピカソが基礎をしっかり築いた上で、時代と共に変化して来た事とか、ピカソが示した文化的改革のポリシーとコンセプトなどを学ぶとチンパンジーの絵との違いがなんとなく感じれる様になって来る。きっとこれと同じ位民族音楽は分かり難い音楽なのかもしれません。
  「感じたまま」「良いものは良い」のレベルでは分かり切れない難しさもあれば、素晴らしさもある。でもそれはなかなか伝わらない。チンパンジー画伯の絵程度にしか理解されていない。

 だから、理論も無ければ心も礼儀も無い民族音楽が日本に溢れてしまったのだろう。そう思うと純粋な子ども達の感性を汚さずに、理解を促すのはとっても大変な事。上辺文化の日本じゃ尚更です。
 悩む先生こそ、本気で音楽が好きで、本気で子ども達の感性と向き合っているに違い有りません。
 研修会の時だけでなく、もっともっとお役に立ちたいという気持が募ります。

   
 6月6 日(火) Maghreb-Wind VooDoo-LoungeデビューLIVE
 

   6月6日(火)は、福岡のインディーズ音楽シーンの若き先導者の一人ボギー君が企画するLounge-Soundに参加しました。

 Maghreb-WindがVooDoo-LoungeそしてLounge-Soundに参加するのは実は二度目。5月23日(火)のRiver-Sideの2nd-LIVEの後にベーシストのワタルさんで共通する楽団「ドグラマグラ」に飛び入りしたのが最初。若林はその後、5月30日のCiccarollのライブにもラストナンバーに飛び入りさせて貰っていました。いずれも交換乱入。
 River-SideにはドグラマグラのファンキーViolinistの谷本氏が乱入。5月30日にはCiccarollの歌姫千絵嬢とCiccarollの楽友ジュンジュンさんがコーラスで参加。こちらは乱入ではなく「麗入」

 そんなこんなで、スポットと企画、ボギー君とすっかり馴染んでいたお陰で、Maghreb-WindのVDL1st-LIVEは、過去三回のLIVEとはまた違ってグッドなものとなりました。

 今回、Ciccarollのギタリスト二名がサポートメンバーで参加してくれて、イメージ通りの粋なロックンロールを聴かせてくれました。
 たいすけ君は、華奢な体乍ら、グイグイと持って行くロックンロール。右手で8ビート、体で4ビートのドライブ感も小気味良く。 淳はクールな職人芸。 と、言うよりも中世の騎士お抱え楽士「ミンストレル」風の風貌も手伝って「音の彫金師」の感じ。
  
 今回のライブではっきりしたMaghreb-Windのメンバーの役割と結束。
 それは若林忠宏プロデュースの楽団ながら、ベースのワタル氏とエスニック・パーカッション、否「民族打楽器ドラマー」のアジ君がバンドを束ねて、音の流れを作っているということ。

 苦労人の二人だから、若林が何をやりたいか? エンターテイナーなら今何をすべきか、アーティストなら何を、ミュージシャンなら何をするべきか? それを同時か直後に理解して、見事なフォローを見せてくれます。

 「こっちは任せて若は接客に専念しいや!」の感じをアジ君が音で伝える。それを瞬時にワタルさんがフォロー。

 故にアジ君は「Maghreb-Windの番頭さん」
 ワタルさんは、アジ君の求めに応じて即資金を投入する Maghreb-Windの音の金庫番」 寡黙な篠原渉馬君は「Maghreb-Windの板前さん」

 そんな自然なバランスが出来上がって、たった四回のLIVEで
理想的な音関係。パフォーマンス理論が構築されたのです。

 楽団の応援者さんも「バンドのリズムの起伏の流れが出来ていた」と絶賛してくれて、メンバーも口々に「今日はグルーブが有った」と。

 確かに、ビートを刻むだけだった1st-LIVEのリズム陣が、音楽的に「語り出した」2nd-LIVE、そしてパフォーマーとしての頭角を表した3rd-LIVE。と、確実に一歩一歩進むべき道を歩いています。

 4tn-LIVEのノリノリと音楽的な成功を踏まえ、今後の道も見えて来た感じです。

 現状では「女将?」のユニークさ、斬新なメニューとアトラクション。サービス精神が売りのMaghreb-Windですが、正直「機転」を「即興」に替えているに過ぎないとも言えます。

 Staffの適材適所な役所が見えて来た所で、雰囲気を売りにし続けて行くのか? それとも「味」を売りにして行くのか?
 その分岐点に早々と到達したとも言えます。

 更に言えば、自慢の「宴会場」に見合うレベルの「くつろぎ大露天風呂」も必要な感じ。 それが有ればベースのワタルさんのマッサージ・べースソロも生きて来る。
 腕自慢の「料理長」も欲しい所です。 

 Maghreb-WindのNEXT-LIVEは、
 限定メンバーによる6月26日(月)の小倉kate-Music、6月28日20:30のライオン広場、
そして7月21日の赤坂スリランカ・レストランでの若林忠宏民族音楽LIVEのゲスト。7月22日の「福岡エスノ・ミュージックFestival-Vol.1」となっております。

 どうぞ宜しくお願いします。

P.S.
今回のLIVEの気持よいステージを作り出してくれたのはLounge-SoundのMIXER氏のGood Job。素晴らしく気持ちの良い音空間を作り出してくれて、民族生楽器も心地よく響いていました。 改めてLounge-SoundのStaff、そしてボギー君に感謝です。
 ありがとうございました。

 次回のVooDoo-Lounge出演は「民族音楽センター九州一周年記念イベント週間」最終日の7月25日。LAKATAKかMaghreb-Windの混成になるかもです。
 宜しくお願いします。


   
   
   6月8日(木)   福島棚倉高校「芸術鑑賞教室」で演奏
 



 今日は、福島県南東部の棚倉町の県立棚倉高校「芸術鑑賞教室」に呼ばれてインド音楽、アラブ音楽、アフリカ〜カリブ打楽器を紹介して来ました。

 若林忠宏にとって高校での演奏は、小中学校の訪問演奏に比べて、まだまだ機会が少ないですが、昨年11月の佐賀県龍谷高校の演奏で新たな試みも生まれ、それは今回の素直で優しい学生達に支えられて更に一歩前進した感じです。

 今年の11月には、同じ棚倉町の東白河農業商業高校でも演奏が決まり、本日、ご契約と会場の下見も済みました。

 福岡では、バリバリの即興演奏ライブ、そして福島では学術的な民族音楽演奏と我ながら両極端の音楽活動ですが、それぞれがそれぞれの演奏に確実にプラスになっていることは明らか。
 御陰さまで幸せな音楽人生を送らせていただいております。

 S先生、新幹線が走り出す迄お見送り、ありがとうございました。
もうひとりのS先生、お土産ほんとに美味しかった!

 校長先生!暖かな笑顔とお言葉、そして格別なおもてなしありがとうございました。

 11月にもご挨拶に伺います。

 宜しくお願いします。

7月2日、学校から写真をお送り頂きました。ありがとうございました。

 6月12日(月) Maghreb-Wind CD録音-2nd-session
 

 
 

   

 6月13日(火) Rast-makam   LIVE at 中洲River-Side
 
 

 若林の持ち込みは、小倉Kate-Musicで生まれてRiver-Sideで完成した Maghreb-Windoのテーマ曲。そして新曲のMegh。
 いずれも好評で,飯塚からわざわざ来て下さる大学教授も誉めて下さり、小串マスターも「随分長くコンビを組んでいるかのごとく!」と絶賛。「シタールとピアノがこれほど合うとは!」と喜んでくれたお客さんも多かったです。
 永見君が「俺!俺! 」て感じじゃなくて、場と空気と聴衆の雰囲気を感じて演奏するタイプなのも助かりました。逆にマイペースな部分は、後ろ向きに楽器に向かってしまうアップライトピアノの為、余計に感じましたが、二人っきりでしたからそこはなんとか。

 実はこの日はちょっとした偶然が嬉しい閃きを生みました。
 数日前に福岡の可愛い弟分達のバンドCiccaroll向けにインド古典音楽の旋法ラーガにギターのコードを付けると言う手法シリーズを開発し、新曲を一曲作ったのです。ブルーノートっぽくも聞こえるペンタトニック(五音音階)のブルージーな曲なんですが、ふっと「永見君とのインストヴァージョン出来るかも」とアレンジしてその場に望めば、彼が持って来た「外は雨」のリフが同じ。
 しかも若林のその曲「Megh」は「雨雲」ですからちょっとした運命的な対曲となりました。

 お客さんは少ないかも。と思っていたら、STCのスギさんが奥様と。ライブ前にリバレインでミーティングをしたNPOスタッフさん達、チラシを見て来てくれた初めての方、若林のRiver-Side三回目の青年。そこに教授がインド人研修生をまた連れて来てくれて。さらに先日お世話になった丸善のスタッフさんが嬉しい事に皆さんで。永見君のファンに、小串さんが呼んでくれた今後の共演予定ミュージシャンも聴きにきてくれて、御陰さまで満席になって良い感じで盛り上がりました。
 ありがとうございました。



 6月14日(水) LAKATAK Decaden-Deluxのライブイベントに出演
 

 6月14日は,7月末の民族音楽センター九州一周年記念イベントの中日のビッグプロジェクト「福岡エスニック・ミュージックFes」のコーディネートでお世話になるタイムマーケット編集長藤井さんがプロデュースするライブイベント「絶頂天」に参加しました。
 会場はアントニィ・ガウディの建築をパクった様な不気味な建物の五階にあるデカダン・デラックス 。福岡で一番位売れ線のタレントが出演し、道路に若い子達が溢れるDrumの裏手に看板もネオンも無く不気味に存在します。
  その名の通り意図的に廃墟をイメージして東京にもほとんど無くなった類いの場所。これにはちょっと生気を奪われる感じがしました。

 でも、久々のLAKATAKのライブとあって、福岡では毎日の様に一緒の篠原君も、このところ忙しかった小山君と演奏出来るのが嬉しそう。近くの長浜公園を挟んで海側にはこの7月のイベントでもお世話になるCafe Le unionがあるので、リハーサルの後、出番が最後だったこともあって楽屋代わりに入り浸り。 気分を高めてライブに望みました。
 絶頂天のスタッフは、PAの安岡君も受付のお兄ちゃんもとっても感じが良く、音響も良かったので演奏も前回より良かった!という声も。
 新楽団Sound-Seedsのギター大輔君、CUBEスタッフ恭輔君も駆けつけてくれました。
前日のRiver-Sideで雨雲なんて新曲を披露してしまった翌日、九州北部は大雨注意報!
幸い福岡は小雨程度でしたが、雨の中をLAKATAKのブレインI氏も駆けつけてくれました。

 

   
 6月20日(火) 東京音大付属高校で演奏
 

 今日は、この数年、社会人講座の講師を務めさせて頂いている東京音楽大学付属民族音楽研究所のご紹介で、東京音楽大学付属高校三年生の「芸術鑑賞教室」に呼ばれて、インド音楽弦楽器シタール、太鼓タブラを紹介して来ました。

 最近、高校での演奏の機会が続いています。6月はむしろ福島棚倉高校と、東京音大付属ですから高校ばかり。これはたまたまなのか? 必然なのか?
 小学校での演奏の機会が多かったのは、音楽の授業ばかりでなく、国際理解や総合学習の観点から民族音楽を取り上げる事が出来たけど、中学、高校ともなると絞られて来る。そして、小学生は実技に限度がある分「鑑賞」に時間が得られる事もあったでしょう。高校の先生が保守的であったとは思いません。先生達の研究部会では数年前から各地で呼んでくれました。やはり実技偏重に加えて先生達が吹奏楽や合唱の年間スケジュールが忙しい上に、音楽が専門であっても進路指導などの仕事に多忙もあるのでしょう。にも関わらず、機会が増えて来た事は嬉しい事です。

 若林にとって小学生に比べて機会が少なかった中学生、高校生向けの演奏スタイルはまだまだ試行錯誤が多いのも事実です。それが、先日の棚倉高校で光明が見えた!と思ったら、今回の東京音大付属でかなりに自信がつきました。

 東京音大付属高校は、母の実家のお墓がある護国寺の側。池袋に近いのに意外に閑静で、 独協大や日本女子大など付属も含めて学校、幼稚園などが多い文教地区にあります。
 梅雨の雨も止んでお天気も良く、離れた所にある東京音大付属研究所でシタール、タブラをピックアップして清々しく出掛けた気持に、十二分に応えてくれる明るい生徒達でした。
 
 音楽を専門としている分、関心が高かったこともあると思うのですが、かなり良い感じのリアクション。演奏後も質問が多く、小中学校となんら変わらぬ素直な笑顔も沢山ありました。

 演奏後は、校長室で校長先生にご挨拶。何時も何処でも行われる光景ですが、校長先生のお人柄でしょうか? それとも大変興味を持ってくれたのでしょうか?
 若林の語りに生徒達が釘付けだった、と誉めて下さり。御挨拶の時間を遥かに越えて、楽しくお話しして充実の気分で帰路につきました。
 付属研究所のスタッフさんも盛り上がった事をとても喜んでくれて。
 空も心も晴れ晴れとした一日でした。

 校長先生も、担当の先生も「また是非」と言って下さったので、ちょくちょく機会があると嬉しいです。宜しくお願いします。


   
 6月24日(土) Maghreb-Wind CD録音 3rd-session
 

 6月24日のワンナインStudioでの録音は、若林以外のメンバーの都合が付かず、若林一人の録音となりました。その代わり、サウンド・プロデューサー柳氏と一曲ずつ、今迄の録音を編集しながら、音作りを確認出来ました。
 この日は若林は「風の街」にスティール・パン、コンパルサ・ボンボ、シェイカー、クラヴェスを重ねました。スティール・パンはトラッドなD-Keyだったので、低音Cが有りませんでしたが、早いフレイズでは流石の明るい音で、曲に良い味付けとなった様に思います。

   
 6月25日(日) 福岡市役所・ストリートパフォーマンス支援事業に参加−1
 

 6月25日は、福岡市役所西広場にて「福岡初のストリート民族音楽」と前評判を高めて頂いていた、市役所支援事業のストパー・イベントでしたが、あいにくの雨で中止。
 代わりに三つの楽団のリハーサル時間を延長したり、楽団スタッフとミーティングをしたり、それなりに充実した時間を過ごしましたが、イベントと教室の街頭宣伝が出来なかったのはちょっと残念でした。

 
この二日間はかなりハードスケジュール。24日土曜日が15:00〜録音。19:00〜21:00が場所を移動してのリハーサル。25日は12:30〜教室。14:30からミーティング、17:30からリハーサルが二楽団で終了が23:30でした。そのまま一旦自宅に楽器を置いて、一周年記念イベントの大きなライブのコーディネーター&サポーターになって貰っているプロデューサーさんとの打ち合わせに親不孝通りのライブハウスに。
 ところが担当イベントが押してプロデューサーさんが中々体が空かずに、近くのカフェでお待ちしていたのですが、そこも閉店になって。土砂降りの親不孝通りを移動してお会い出来て帰宅したのが深夜2:30。気力で乗り切った一日でした。

   
 6月26日(月) Maghreb-Wind 小倉Kate-Music 2nd-LIVE
 

 6月26日の小倉Kate-MusicでのMaghreb-Windの二回目のライブには、小倉レギュラーの若林とベースのワタルさんに、福岡市レギュラーのパーカッションの篠原君も加わってくれて、さらには佐賀県唐津からギタリストの桑原君も駆けつけてくれ、小倉で一年お客さんで通ってくれたパーカッションのカルロスさんも参加し、充実のメンバーとなりました。
 お客さんは、大分中津で若林の演奏会を何度も企画してくれているオーグテの黒川さん。そのお仲間の美容師さん。ワイン通でバロック舞踊もやられている方をはじめ、若林のトークライブの常連さんに、Kate-Musicでの若林の生徒さんも加わって、久々全員勢揃いのノリノリ・ライブになりました。
 桑原君はむちゃむちゃ緊張したと言っていましたが、 それでも独自な単弦奏法、自作の不思議な現代音楽風の曲も披露し、リハが少なかったにも関わらず好演。本人も大変勉強になったと、熱い感想文をくれました。


   
 6月27日(火) 祖原 Life & Music サイケデリックロックに於けるシタール
 

 6月27日は、福岡市の西の学園町、西新・祖原のアイリッシュスタイルのライブ・カフェ「Cafe楽屋」さんでの久々のトークライブ。5月がお店の都合で、7 月が一周年記念イベントの為にお休みなので、この先もちょっとご無沙汰になります。
 昨年8月にスタートした「トーク&ライブ:Life&Music」は、一年で世界を一回りの予定でした。しかしながらやっとギター伴奏者が見つかり始めたところなので、和音音楽を割愛し、一般音楽ファンにも楽しみ易い音楽を選ぶと、12種類までご用意出来ませんでした。
 若林の得意音楽、こだわって来た音楽を並べますと「太平洋民謡」「東南アジア:タイ東北地方民謡」「南アジア:インド音楽」「中央アジア:シルクロード三味線」「西アジア:アラブ・トルコ音楽」「アフリカ:古ポップス」「東欧:ギリシア音楽、ルーマニア音楽、ハンガリー民謡、クロアチア民謡、ブルガリア民族音楽」「南欧:スペイン、ポルトガル各地の民謡」「中南米:メキシコ民謡、キューバ民謡、キューバー民族音楽。ヴェネスエラ太鼓音楽。エクアドル民族音楽」と12種類以上のプログラムがあるのですが、太平洋、東南アジアは地味。シルクロードは西アジアとの違いが一般的では無い。東欧、南欧、中南米はギター伴奏が必要。なので、九州では、インド音楽、西アジア音楽、アフリカ・ポップス、無理無理ソロでキューバ音楽、ギリシア音楽の六つ位しか未だ出来ていません。
  そんな訳で、早々インド音楽に戻って来ましたが、インド音楽シタール演奏は、警固のネパールレストランで隔月に行っているので、この日は趣向を変えて「1960年代後半のサイケデリック・ロックに於けるインド音楽とシタール特集」ビートルズのジョージ・ハリスンの完全コピー、ヤードバーズ、ドノバンなどの歴史的な曲をご披露しました。
 当然「和音音楽」ですからギター伴奏が必要。週末にリハーサルを行って、シタールのお弟子さんでもあるギタリストの水本君が仕事の後駆けつけてくれました。
 若林も前日のリハーサル、当日の自宅での自主練で久々に弾きましたが、やっぱりあの時代のロックは良い! 中にはちょっと笑ってしまいそうな可愛らしい仕掛けや展開もあり、古臭さばかりで、今の時代に聴いてもらうにはかなり厳しい音楽ではありますが、個人的にはそんな稚拙さが大好きです。
 音楽はどんどん進化してカッコ良く成って来て、ポピュラー・ミュージックと言えども芸術性、音のクオリティーも高くなっています。 そんな事を改めて痛感する程に、1960年代後半のロックは、稚拙で雑で、野暮ったい。
 若林はこのジャンルを1980年代からずっとやって来ました。
 バンドMISRAMは幾度がメンバーチェンジを繰り返し乍らも2002年 位迄はやっていましたが、さすがに東京では難しく成って来ました。
 東京も全国地方都市も同様に、プロ、セミプロ、アマチュアが居ます。
 しかし東京では、MISRAMをプロメンバーでやるにはスポンサーがついて予算が出ないと無理。最先端の売れる音楽を仕事で演るミュージシャンばかりだからです。
 腕はプロ並、しかしギャラ目的の仕事以外もする、というセミプロがある意味最適なのですが、MISRAMの音楽を喜んでやるという人は東京には居ない。最先端のフュージョンやアンビエント音楽志向ばかりです。だからインド音楽に興味を持ったアマチュアに頼って来た訳ですが、やはり技術も精神性も素人の域を出ません。やっと鍛えた、と言う頃に気が変わったり。飽きたり。ギターの優秀な相棒のみ残っていますが、いかんせん若者ではないので仕事が多忙。
 それに対して福岡では、プロが比較的緩やかな仕事をしていて、それでいてこだわる人が多いので、コンセプトが理解されたらかなりのレベルで出来る可能性もあります


   
 6月28日(水) 福岡市役所・ストリートパフォーマンス支援事業に参加−2
 

 6月28日は「市役所ストリートパフォーマンス支援事業」のイベントに参加し、福岡市天神駅ビルの中にありますライオン広場でMaghreb-Windのライブを行いました。
 入場無料のライブですがバンドのお披露目と、一周年記念イベントのチラシ配りを兼ねて行い。仕事が忙しい週の初めにも関わらずパーカッションのアジ君が来てくれて、ベースのワタルさんは小倉から駆けつけてくれ、当初は若林のソロか、二三人のつもりが、シッカロールの二人のギタリストも参加してくれて、フルメンバー。
 音響機材は、幸いにも同日同じ場所で、しかもMaghreb-Windの前に出演したCICCAROLLの機材をそのまま借り、CICCAROLLのスタッフさんもそのまま手伝ってくれて、最高のサポートの中、目一杯良い感じで演奏出来ました。
  演奏が終わると、秋の幾つかの大きなイベントの企画担当者さんも聴きに来てくれていて、さながらライブオーディション。みなさんステージまで来て声を掛けて下さり、力強い励ましの言葉を頂きました。

   
 6月30日(金) 東京音大付属研究所社会人講座−2
 

 6月30日は東京音楽大学付属民族音楽研究所社会人講座のタブラ入門、ジェンベ入門、インド音楽入門の三回目。今回楽器初心者が多く、受講者数も多いにも関わらず,皆さんかなりに真剣。
  本講座は、回を重ねる毎に若林もスタッフも要領が良く成る部分も有りますが,受講者さんも真面目に取り組む人が増えて来たのがありがたいです。
 今日も「続編も是非やりたいし、楽器も買って練習したい」と言う方が現れて、先々も楽しみです。
 御陰さまで2003年8月から数えて七回目。延べ約200人の方々にお教えして来ました。その中からは吉祥寺の教室に編入し今も楽しく学んでくれている人も何人か。
この春講座からも数人現れそうな感じです。

   
   今日は、池袋の東京音楽大学付属民族音楽研究所に向かう前に、アシェット婦人画報社さんの「レクサス・マガジン(トヨタ高級車Lexusユーザー誌)」の楽器写真撮影でした。8月初旬に出版される号に、シルクロード弦楽器について書かせて頂いた、その関連写真の撮影でした。
 毎度乍らチャメ君は、人懐っこく。初めての編集者さん、カメラマンさんにじゃれついて、なかなか作業がはかどりません。しかもカメラが入ると「自分の出番」と思って居るところが有るので尚の事。若林と一緒に撮られる筈、と思っていた感じです。
 撮影の後の甘えようったらない!程で、カメラマンさんに居残ってチャメ写真もお願いしたかったほど可愛かったです。
 
 そういえば「アシェット婦人画報社」さんの名前は初耳でしたが、いつの間にかフランスの出版社と合弁になったみたいです。 この雑誌はかなり写真が綺麗!見本で頂いた現号もモロッコの写真が素晴らしい。と言ってもレクサス愛用者さんに配布されるものの様ですから、お知り合いにトヨタの方が居れば是非ご覧下さい。



 Music & Life  

 
 
 
 
 6月5日(月) 福岡の中学の先生達との嬉しい出会い
 

 6月5日の大橋の教室に,福岡市公立中学の音楽の先生が七人で来て下さいました。
七人ということは七つの学校の先生という事ですから、いっぺんに七つの中学校とつながりが出来たという嬉しい出来事です。

 
大橋CUBEでのレクチャー&体験レッスンの後は、近くのファミレスで大橋教室の生徒さん達と合流して民族音楽談義。「子ども達に民族音楽を聴かせる時に何に一番注意を払いますか?」など突っ込んだ話しが沢山。現場の先生達の熱い思いに触れて充実したひと時を貰いました。
 
若林の福岡での一番弟子の一人、小山君のお友達の山田俊之さんはボディーパーカッションで大変有名。その日か翌日にお会いする段取りを話していたら、学校の先生達には既に有名な方で、若林の民族音楽と即興音楽とのコラボレイションに熱い期待を寄せてくれました。


 6月8日(水) 福島では温泉まで満喫して!
 

 福岡から帰京した翌日の6月8日は、早朝に吉祥寺を出て福島南東部の新白河駅から車で30〜40分の棚倉町へ。県立棚倉高校での「芸術鑑賞教室」に。
 新幹線の新白河駅に止まるのは30分に一本程度、以前にも悩んだ事があるのですが、乗り遅れた場合、郡山迄行って戻っても、宇都宮から在来線で行っても結局次の新幹線より後になるちょっと不便な中間点。 福島はこの4、5年高校音楽研究部会の先生方に民族音楽レクチャーをさせて貰っていますが、生徒さんに直接民族音楽を紹介するのは今回が初めて。気負って早く出掛けてしまったので、棚倉町で二時間近く余裕が出来てしまいました。
 前日の福岡〜羽田の飛行機酔のまま新幹線だったので、酔い覚ましをしなくては。
 ライブならビールなんですが、高校生の前での演奏です。鑑賞会幹事の先生にご相談したら学校の近くに良い温泉があるとの事。早速ご案内頂いて、朝から温泉!
 当然のごとく貸し切りで極楽気分でした。

【高校生の素直な側面に切ない想い】
 小学校での演奏数十回、中学校では十数回、 高校は数回の若林にとって、経験度合いのやり易さやり難さに加えて、子ども達もだんだんと大人びたり、ひねたりしますから高校での演奏は別な種類の気合いが入るものです。
 ところが今回の棚倉高校では、高校生の新しい面を見れて大変勉強になりました。
棚倉高校の生徒達が純朴で素直だった事や、若林が数年仲良くさせて頂いている音楽の先生がこの春迄赴任していた事もあって音楽好きな生徒が多い事が「鑑賞会」を良い雰囲気にしてくれたと思います。
 が、それでも高校生はリアクションが悪い。
 小学生の興奮と笑顔のリアクションが中学生になるとテレに代わり、高校生になると無反応やふてくされに代わると思って来ました。
 同じ「笑う」にしても小学生は「楽しいから笑う」が中学生だと「照れくさいから笑う」「可笑しいから笑う」感じ。それが高校生ですと「 みっともないから笑う」それほどに次元の違いが感じられます。
 なので、高校生相手の時は、無理に親しくなろうとせずに黙々と演奏を聴かせます。
どんな態度であっても五感に届いたものは何らかの記憶、想い出、情報になる筈と信じて。でもそれは本来の民族音楽のあり方とはかけ離れています。本当は高校生も「ノセたい!」
 ところが今回棚倉高校の純朴な生徒達が一瞬見せる照れながらの笑顔の中に、本当はもっと楽しみたい、反応したい、ノリたいが見えたのです。
 でも彼らは徹底して「目立つ事を嫌う」「恐れる」目立った者を排斥しようとする。
そんな「性質」のお陰でリアクションが悪くなるのだと気付きました。

 これが大人に成る上で必要な「自意識の成長過程」なのか? それとも日本の現在の高校生の世代にある由々しき風潮なのか? バブルに勘違いしてその後の現実に夢を失った彼らの親の世代の体質のせいなのか? は分かりません。
 が、とっても勿体ない。
 思春期は自意識に悩む年齢ですが、表現力の成長を封じ込める風潮は勿体ない。とっても切なく思えました。
 これの反動が親や世間を罵倒する詩を歌う音楽だとしたら、ちょっと悲しい文化です。

 

 

 6月12日(月) 大将のシャーベット!
 

 6月12日は、スローミュージックで行こう」に登場して貰った日本料理の大将のお店に。若林を福岡の色々な場所、人と出会わせてくれたコーディナーターさんに一年振りにご馳走になってしまいました。
  本当はこちらがお礼をしなくてはいけないところなのに、ちょっと無理しながらも頑張っているからの景気付け!と有難くも恐縮の、でもとっても嬉しい会食でした。
 大将も奥様もいつもいつも明るく、優しく、楽しく。そして料理はいつもいつも暖かく、体に優しく染み入る様で。 お刺身は信じられない程とろける様だったりぷりぷりだったり。お吸い物も様々な香りが順に現れて、湯気の中に溺れてしまいたい程。
 いつも元気と勇気とやる気をありがとうございます。
あああ! 刻んだお漬け物も美味しかった。ご飯三杯もお代わりしてしまった!
 びっくりしたのが、マンゴのシャーベット。河豚の二枚引きを見せてくれた大将が!
マンゴーと言えば東南アジア〜インド特産。若林の民族音楽の世界の定番果物ですからちょっと意外でした。宮崎産の赤い立派なマンゴーの種の周りの一番コクがあるところをふんだんに使ったもの凄く美味しいシャーベットでした。

 カウンターの後ろの壁には、何時も季節の植物が飾られているのですが、この日は物を知らない私には「あじさいの仲間」とは思えなかった可憐な白い花。
 お得意さんが毎年季節になると大きな鉢毎持って来てくれるのだそうです。店先で1m近くも立派に育ったそのあじさいの品種は「墨田の花火」だそうです。

 墨田の花火と言えば、若林の邦楽修行の応援者さんに連れて行って貰った浅草の三味線職人さんのお宅を想い出します。「今度夏の花火の日に遊びにお出でなさい,この家の二階からみる墨田の花火は最高ですよ」と言って下さってなかなか花火の日に伺えない内に工房は移転してしまいました。

【長崎&博多男子と江戸原住民の意外な共通点?】
 この一年強、頻繁に福岡・九州に通う様になりましたが、東京で育った私達は「九州男児」は頑固で亭主関白で気骨が有って、と教わって来ました。
 ところが大人に成って東京で知り合う九州男児は皆、何故か「なよっ」とした優柔不断な人ばかり。
  民族音楽というジャンルのせいでしょうか? 福岡で新たに知り合った人もそんな感じが多い。

 山笠を勇ましく担ぐ博多男と出会っていないからかもしれませんが.................。

 そんな中で、日本料理の大将、東京のPCの家庭教師さん、福岡の楽団のメンバーの一人はかなり男っぽい。生まれを聞けば、長崎、宮崎。
 
 まだまだ勉強不足、理解不足ですが、なんとなく自分の「江戸原住民気質」と似た所が多い様な気がしてなりません。

 浅草の三味線職人さんもそんな感じでした。
 いつか大将達を浅草にお連れして一緒に花火を見れたら良いナ!と思います。
大都会東京のイメージを払拭する「祭り好き」「人情に厚い」「頑固」でちょっと「やせ我慢」の江戸人気質を知って貰えたら嬉しいと思います。

 大将のお店で【宮崎のマンゴー】を頂いた12日、廻りに急に宮崎の人が増えました。
 それまでは福岡芸工大出身で、東京で就職し私のPCの家庭教師をやってくれているW君くらいだったのが、W君と同級のT君と彼女、友人F君と「有機音楽協同組合」のミーティングをリバレインでしたのがマンゴーを頂いたちょっと後。T君の彼女が宮崎と聞き。その日の夜のライブの後、7月のイベントの相談でお会いしたカレー屋さんの社長が宮崎と伺いびっくり。新しい楽団にバンド毎加入した南区のロックバンド三人組全員が宮崎と聞いたのが11日深夜のメール。

   
 6月14日(水) 宮崎の三人組ロックバンド Universe
 

 
 
6月12日は、たった一日で、最近出合った人、最近急にご縁が生まれた人五人もが宮崎人と知る不思議な日でした。しかも単なる出会いでは無く、福岡での音楽活動に意味深く関わってくれる人達です。
 カレー屋さんの社長のお店は、私が生まれて二度目、初めて福岡の土地の人の心と触れた小学校訪問演奏の日に連れて行って貰って、この一年何度も訪れた大好きなお店。
「いつかこんなお店でライブがしたいものだ」と思い描いていたら、この7月に実現する事が決まりました。
 九大院生のT君自身は関東の出身ですが、T君は熊本、宮崎、四国と様々な場所で土地の自然と文化を守ろうとしている若者とのつながりを持っていて、若林の音楽を彼らと繋げようとしてくれています。彼女が宮崎と知って、T君の心の穏やかさにぴったりと嬉しく思いました。

 福岡市は、九州の中の大都会。東京で見られる様な刹那的でがさつな若者の姿も見え始め、「福岡もこの数年で急速に変わって来た」と憂う声も聞きます。それでも同じ九州から出て来た若者達には九州を愛する心、故郷に近い福岡に感じる愛着を見る事が出来ます。 もしかしたら民族音楽センター九州の二年目は福岡をベースにして九州で広く活動する様になるかもしれない。そんな予感を強くさせるこの数日の出会いでした。

  宮崎出身の三人組ロックバンドUniverseとの出会いも、縁の深さを感じましたが、それ以上に彼らの人柄、言葉、その音楽の詩の謙虚さ、真面目さに次代の日本文化を育てる世代にかすかな期待を持たせて貰い嬉し思います。


 福岡市南区大橋の音楽スタジオで行って来た民族音楽教室。
  この一年、殆ど毎回出会う若者三人組がUniverseでした。
 エレキギター、エレキベース、ドラムと言うもっともシンプルな編成で、音楽も極めてシンプルにストレートなロックンロールを追求する若者でした。 福岡の若いミュージシャンに共通ですが、皆素直で謙虚。つっぱらない。 でも、何処かのんびり。マイペース。 
 2006年5月末、福岡での二番目の楽団がレコーディングに入った頃、四つ目の楽団の編成に入りました。ディジュリドゥ、アラブとアフリカの太鼓、中国ニ胡、沖縄三線、それにギター、ベースと若林の民族楽器。流行の楽器、美味しい所だらけの分、若林がやるだけの事を求められる気合を込めた楽団です。

 一番気を遣ったのがギターとベース。他のメンバーの長閑な持ち味を出す為には、経験やテクニックではなくハートが求められる。以前からその謙虚さ、素直さが気に入っていた彼らUniverseに「ベース紹介して!」とお願いし、楽団の構想を述べるとギターの大輔君が目を輝かせました。

 その時点でギタリストは、シタールの生徒さん水本君に決まっていたのですが、彼にはシタールもやって貰いたかったので「じゃあ大輔にギター頼もうか?」
 ならいっその事「三人まるまる来れば? 」
 しかし若林のバンドにはドラムセットは要らない。「もしブラシで叩くスネアとハイハットだけでも喜んでやってくれるなら、是非!」とお願いしました。 バンドのミーティングの後「三人揃ってお世話になります」「楽しく学び乍らやって行きたいです」
と嬉しい返事を貰いました。

 そんな彼らのオリジナルの歌詞を見せて貰いました。三分の一程は、年頃の若者に自然な、ちょっとふてくされたり,背伸びしたり、カッコ付けたものもありましたが。その他は意外にも、真面目で謙虚。世の中や他人のせいにしない心、正直に自分サイズの想いを歌に込める素直さに感心しました。 

「進み行く為に、打ち出された波光の揺れは、冷め切った心と体に生きる強さを呼び戻す。...........バカみたいに騒ぎまくって、周りが見えない様なガキの振りして転がって、いい加減もう飽きてんでしょ?」                    Universe「バクテリア」

「誰かの手に引かれていたい。いつの間にか大人だったから。さりげない一言に傷ついた弱い自分をまた責める。 時間に追われ傷ついた体癒す術も忘れ、朱く染まった空に........。 あの日々を戻してくれ。もう一度夢見たくて。」        Universe「朱ね空」


   
 6月28日(水) 心が通うメンバーに恵まれて。
 

 福岡市天神駅のライオン広場での演奏の後,小倉から来てくれたベーシストのワタルさん,久しぶりに笑顔と強力な音楽的参加意識を見せてくれたパーカッショニストのアジ君、思いっきり持ち味を発揮したパーカッションの篠原君と、アジ君の友達がやっている渡辺通りの屋台へ。街に出ていた親友と合流するにも丁度良いと思って。ワタルさんがほろ酔い気分で帰る程度楽しく乾杯しよう!と言う事になりました。

 気に入った福岡のミュージシャンの多くが「ライブの後は屋台で」と言うので、なんとなく憧れになっていました。先日も親友とそんな姿を求めて屋台を廻りましたが、その日はお目当てのミュージシャンに合えず。思えばライブ会場に近いその屋台だったのかもしれません。
屋台のオーナーもスタッフも皆ミュージシャンというその屋台はご機嫌な雰囲気。そこでメンバーから思いがけず嬉しい話しを沢山聞けて、悲しい話し、ガッカリな話しが多かった今回の出張。雨で野外パフォーマンスも流れましたが、星も見える素敵な夕べとなりました。

 
ものの感じ方が共通するという事はとても得難い嬉しい事だと、つくづく思いました。気が合うメンバーでバンドを組めることは何時だって嬉しい事ですが、些細なことで微妙にズレると、嬉しさの分悲しさも虚しさもあるでしょう。そのズレが修正出来たり、逆に同じ思い故のものと分かった時はその喜びは一層有難いものになります。しかも今回はむしろ私がメンバーにそれを感じさせていた。でもメンバーはその寂しさを乗り越えて頑張ろうとしてくれていた。話してみれば,実は私も同じ事を感じていた。それを知って安心する姿を見て二重に良かった!と喜び合えました。

 不思議にMaghreb-Windはそんな思いがそのまま音に出る素直なムスィーコ達の集まり。こだわりと、頑固さがありながら、譲り合う不思議な仲間達。
 何時もあまりに予想もしない良い話しが飛び出すので、逆に申し訳なさで語り過ぎてしまう私ですが。この日はちょっと「ナイトサイエンス」でした。

 きっと何処かで薄らと感じていたのに違い有りませんが、このメンバー独特の共通点。それは「美味しいものは後に取って置く」そんな性格。
 「お店で、こっちが客なのに『すみません』と言っちゃう性格」という言葉から、間に色々な話しをして、後から共演バンドのメンバーが追いついたり、屋台の常連さんに挨拶したりしながら、何故か話しは続いていました。

  行き当たりばったりの即興演奏の中で、山頂直前迄出し惜しみせずにガンガン登り詰めるメンバー。ところが山頂直前で、人に譲る。リーダーの若林自身がその性格ですから、メンバーも同じなら誰も山頂にたどり着かない。
 山に例えると「達成出来ない」「大成しない」話しみたいですが、常に上座を空けておく様な感じ? 本気で惚れた女性を決して落とさない、手前でちょっと嫌われる努力をする様な? 
 最後迄取っておいた大好物を食べてしまったら食事はそこでおしまい。
「そのポジションに自分が座るしか無くなった時に、そのメンバーはこのバンドを去るだろう」そんな言葉が自然に出て来ました。
 Maghreb-Windが何故聴く人の心を打つか? それは上座に座る心地よさを何時迄も残しておく向上心? その生真面目な優しさが伝わる? もどかしさに常に腹八分目の思いが「また聴きたい」の気持にさせる? その極めて日本人らしい美徳が風土に合っている? 風土というなら「関東のひとつ残し」でむしろ江戸っ子感覚では? 意外に似ている江戸っ子と博多っ子? 


 まだまだ続くMaghreb-Windの即興的創作活動。
 きっとかなりの永きに渡って、その場所には誰も座ろうとしない。その手前で、完成し封印される曲はあるかもしれない。それ以前に何時だってその日その場で出来た曲が一番良かったりする。でも何時だって敢えて未完成のままで、その代わりにあらゆる可能性を試す。それぞれのメンバーが他の音楽活動から得た土産を持ち込み、食卓を賑やかにしながら、倍返しの様な土産を持ち帰る。

 かわいそうだったのはCICCAROLLのサポートギタリスト。
前回のVooDoo-Loungeでも打ち合わせと違う展開に目をパチクリ。
 今回に至ってはわざわざ練習スタジオでリハをして、カセットに録音してまで決めた決め事をやっぱりすっ飛ばした。「今度皆が集まった時に必ず開けようね」と言っていた極上のワインはまた今回も開けませんでした、の様な。
  でも、流石の二人。若林が「音の彫金師」と名付けたA君も、今回「音の貴公子」と名付けたB君も、ステージではびしっと自分らしさを見せていた。本家の歌姫が出向中の二人を「カッコ良い」と言う程,輝いて見せた。

 二人は、ワタルさん、アジ君、若林の様な百戦錬磨の現場人ではなく、若い乍らも自分たちで看板掲げている気概溢れる若者達。それでも大学の先輩に当たるアジ君にちょこっと説教されていたり、若林が愛情込めて「マドロスさん風」と言ったのには頭を抱えてて可愛かった。
 可愛さを言うなら、洒落で残されている上座に知らず座って、おじさん達にニヤニヤ笑われてきょとんとしていたり、
ちょっと一休み、と思って開けた扉がコロシアムのど真ん中だったりして焦っていたり。そんなタイミングのズレが可笑しくて。バンド内の密かな楽しみに成って来ています。
 

 楽譜に書かれた新曲と同じ数だけのその場限りの新曲。そして決め事の倍以上もあるその場で出来た仕掛け。
 それはメンバーそれぞれが「やった者勝ち」の社会で「やらずに来た」人間だから。そしてこのバンドだったら、何時でも出来ると分かっているから他の事を探す。それがバンドの即興力に成っている。メンバーのサポーターの一人が「このバンドで伸び伸びプレイしているのが嬉しい」と言ってくれた言葉が心に染みた嬉しい打ち上げでした。


   
 
 

 

   
 
 

 

   
 
 

 

   
 
 


   

 

 

 

 

 猫さん達との日々

 
 
 
 

 6月10日 アイーシャ可愛や、可愛やアイーシャ
 

 シャイで臆病で、要領が悪くて、その癖気位が高いので群れない孤高のアイーシャ。
 そんなアイーシャが今年に入ってからかなり性格が丸く成って。若林にすり寄って来たり、抱きかかえられて我慢する時間も倍増。そして他の猫達と一緒にいる時間ももの凄く増えました。
 アイーシャが仰向けに寝ているのはかなりリラックスしている証拠。

   なんだか、何時も心配顔のアイーシャ。でもとっても姿勢、お行儀が良い。
 ちっちゃな鼻が可愛くてなりません。
 6月15日 やっぱり可笑しいプリンちゃん
 

 プリンは我が家で最も猫らしいアイーシャの娘なのに、一番猫から遠い性格。ちっちゃな体で人の肩に飛び乗り、頬の横から人が食べているものを横取りする、リスザルの様な猫。
 昨年の通院以来若林にもの凄く懐いていて、名前を呼んだだけで大喜びでくねくねになってしまいます。

   我が家には何人かの「木下とう吉郎」が居ますが、プリンは両手を突っ込んで寝て居たり、ごく稀にスクーター遊びをします。両手を突っ込んだまま、後ろ足で勢い良く蹴り出して滑って遊ぶのです。
 やっぱりプリンはかなり可笑しな子です。
  6月29日 こんなに仲良しだったのに
 

 2006年春から、かつてあんなに溺愛していた子ども達に対して何故か喧嘩をしかけるお父さんオプー。実の子虎之介、ミーシャを執拗に攻撃していました。子離れが上手く出来なかった様子です。

  6月に入ると義理の子マロン、チャチャ、プリンにまで喧嘩をしかける有様。
 ほんのちょっと前迄は、プリンとはこんなに仲良しだったのに。

 6月末には遂に家族全員を敵に回す形になりましたが、かえってそれが荒療治となり、寂しさを助長していた事に気付き始めた様子です。

 
  6月30日 虎之介が変!
 

 オプー父さんやティナ親分に虐められていた虎之介ですが、徹底して庇い、リビングに隔離している内に、怯えた状態がかなり改善されて、ご覧の様に剽軽な新たな一面を見せる様になりました。
 でも逆に調子に乗ってマロンやプリンに喧嘩を売る様なところがあり、まだまだ油断出来ません。

   
  7月1日 家政婦が災難!
 

 7月1日、猫さんの家政婦こと若林が、ティナ親分と虎之介の喧嘩を仲裁して左手の親指と人差し指の間に牙の二穴を開けられてしまいました。
 5 年前に遊びに来たチャチャ・パパとオプーの旧友同士の大喧嘩の仲裁でもやっているので、以後は仲裁は慎重かつ迅速にしていたのですが、PCデスクの足下だったので捕まえどころを選べずに、興奮したティナ君を押さえられませんでした。
 直ぐに流水で血を絞り出し消毒して病院に掛けましたが、一目散に二階に逃げたティナ君が出掛けに心配そうに降りて来て、遠巻きに眺めていました。
 猫さん達は全て分かっていて。それでもとっさの行動は自制出来なくて、後で「悪かったな」と思う健気でちょっと不憫な生き物です。