diary 2007 Jun

 音楽活動のご報告
 猫さん達との日々
 
 Music & Life
  考えたこと 6月〜


 音楽活動のご報告

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 6月1日(金)  東京音楽大学付属民族音楽研究所講座始まる
   

 目白と池袋の間にあります、東京音楽大学付属民族音楽研究所は、ゴジラのテーマ音楽で有名な作曲家、故伊福部昭先生が初代所長の由緒有る組織です。そこでの講座も九回目。延べ300人以上の受講生にお教えした記録です。
 しかも毎回、応募者が増えて、さらに熱心さもますので、入門クラスの六回の授業の到達点が高くなっています。 これは不思議な現象。
 「教え方が上手く成った?」「世の中熱心な人が増えた?」主催者側も? でも、良く成っているのですからOKですね!
 今回久々に「アラビックドラム講座」を再開。
インド太鼓、西アフリカ太鼓のレギュラー講座のそれぞれも16人の定員をもって締め切りました。
 とは言いながら、初日に1〜2名のキャンセルが出る。(これも不思議)のが常ですから「あ〜!どうしても参加したい!」と言う方は掛け合ってみて下さい。

 お問い合わせ:Tel:03(3981)8783/Fax:03(5950)1831

 6月1日(金)  福岡でもパーカッション講座
 

 福岡十字屋カルチャーセンター

【ラテン・パーカッション入門講座】
10:30〜11:30¥12600(月二回/六回/税込)

【アラビック・ドラム入門講座】
11:40〜12:40¥12600(月二回/六回)

各クラスとも見学(無料)/体験レッスン¥2100(¥1575会員)歓迎

7月1日(日)パーカッション総合体験ワーク・ショップ
P.M.11:40〜12:40/¥2100(¥1575会員)

お問い合わせ:0120-936-720
〒810-0004 福岡県福岡市中央区渡辺通4丁目-1-36 BiVi福岡3F
092-715-1122(代)  092-715-1150


 6月3日(日)  福岡でネパール音楽 LIVE
 




  インド旅行のBPさん達が、ひと時の安らぎを得る為に訪れて、中には病み付きになる人も少なく無い、長閑な山の国ネパール。

 その音楽には、温かさと優しさと生真面目さ、素朴さが詰まっています。
 福岡市で11年。ネパールレストランを地道に、真面目に続けてきたお店「エベレスト・キッチン」の開店記念Special-LIVE

6月3日(日) 
 ネパール民謡楽団「ハシッロ・バンド」
 於:渡辺通り・城南線
【ネパール料理:エベレスト・キッチン】
 開店11周年記念イベント
 開場18:00(早まるかもしれません)
 会費¥3500(ビュッフェ&2D付)
 エベレストキッチンTel:092-721-5503

 6月3日(日) ネパールレストラン「エベレスト・キッチン」さんの
 開店11周年記念のライブ・パーティー!

 御陰さまで大盛り上がり。とってもたのしいひと時でした。
 前回3月11日(日)後から出来ました赤坂にあります支店「ポカラ・キッチン」さんでの演奏も大盛り上がりでしたが、その時のお客さん。お店の常連さんで社交ダンスのお仲間さん達がまた大勢で来てくれた事も加わって。2004年に小倉城記念庭園での演奏を聴いてくれたお二人の三年振りのご来場や、MISRAMの応援者さんで若林忠宏の演奏活動をDVDに収め続けてくれている、こずとしさんとその後輩君。みなさんありがとうございました。

★コズとしさんが写真を送ってくれました。
ありがとうございます。


   ポカラ・キッチンで生まれて、まだライブハウスは4月の西中洲「Tupelo」だけですが、ライブの現場で育って、ポカラ・キッチン、エベレスト・キッチンやお仲間のネパールレストランのAshok`s-BarさんやMAiTHiiGHARさんでのライブに沢山お客さんが来る様にと、結成されたネパール民謡楽団「ハシッロ・バンド」
三度目のライブとなりました。

 Hashilo-Band最大の応援者さんは、ポカラ・キッチンでも大盛り上がりのお姉さん。今回はマスターLamaさんを踊りに引っ張り込んでくれて。
 マスターと妹のシータさん、コックさんのデンさん皆さんが属するTamang族の歌で大盛り上がり。途中で即興日本語歌詞にもしたから若林もお客さんも止まりませんでした。
 何時も「開会と閉会の辞」は口べたなラマさんに無理無理お願いするのですが、この時は、曲が終わるや否や「凄いです!若林さんの歌と演奏をタマンの街に持って行ったら大ウケ間違い無しです。今ではカトマンドゥの若者ミュージシャンも歌わなくなってしまったけど、名曲です」
と。
 その後、全ネパールで大ヒットした「ラトゥラニ」の時にもラマさん出て来て
「凄いです。この曲もウケます!」と。
 有名歌手はこの歌をヒットさせた後俳優でも人気になってネパールを出てインド映画界でも活躍だとか。
 
 「ネパールの心と野菜カレーの持ち味を大切に福岡で頑張るラマさん、エリカさん、&ファミリーの方が偉い!!」で満場の拍手。
 ネパール語の「バースデーソング」の大合唱もあって。最高の夕べでした。

 
 Hashilo-Bandは更に充実と結束。

 芸工大四年制ですから、今年後半以降は就職活動で忙しくなると思われますが、
ベースの馬場君は相変わらずの落ち着いたノリと調感豊かな温かいベース。
曲の途中で何度もお客さんとのやり取りがあって「まるでコミックバンド」のノリになりましたが、むしろそれにも見事に対応。やり取りから突然曲に戻る時のコードがばっちり合っていました。

 芸工大学生で大橋民族音楽教室の生徒さんでもある、吉永君はネパール太鼓を良い感じで叩き。 ドラムの中村君は新規加入が間に合いませんでしたが、バンドの感じが出て来ました。

 そして、この日のサプライズと言いますか、ハプニング的な、天から降って来た
太鼓姫?
 福岡の有名ジャズドラマーさんにご紹介頂いた、パーカッションEnsemble「Dum-Dum」の五人目の正規メンバー。
 DumDumは太鼓・打楽器のアンサンブルで、若林以外の四人はドラマー兼パーカッショニストで三人男性、二人女性が正規レギュラーメンバーです。これに賛助、サポートメンバーもいずれ加わると思いますが、その五人目のキャピキャピ?ニカニカ、元気な太鼓娘の梶原由加さんが、その日のお誘いにも関わらず、仕事を終えるや飛んで来てくれました。

 ノリノリ、ニカニカのパーカッションを叩いてくれて、そのまま
アジア民族音楽楽団にも正規メンバーとして加入してくれて。ドラムも出来るパーカッショニストが二名。ベースも出来る民族太鼓奏者、シタールも弾けるベーシストと超強力なメンバーで固まりました。
 
 VooDooLounge、graf、Tupelo、Dream BoatさんなどでのLIVE-Eventを企画される方々、野外のイベントや国際交流イベントなども含めて、
現地の方が喜んでくれる、しかも民族音楽の良さを残した絶妙なポップスアレンジの新音楽。お引き合いのほど、どうぞ宜しくお願いします。

 6月7日(木)  高円寺でトルコ音楽 LIVE
   

 6月7日(木) 
 「若林忠宏シルクロード音楽の旅 Vol.3 」高円寺:BolBol
 開場6:30/開演7:30〜9:30/charge¥2500(1d付)+ペルシア料理/美味   
 しいパスタ類がお奨めのお店。
 杉並区高円寺北3-2-15 / Tel. 03-3223-3277
 高円寺北口からほぼ、線路の北沿いに商店街を西へ、左側頭上に看板が見えます。

イラン人マスターにお誉め頂いて
偶数月に開催。

まだまだお友達、応援者さんばかりのこじんまりとしたライブですが、新規のお客さんが増えてくれる事を祈ります。

 6月9日(土)  新ユニット名前決定!
   

  若林忠宏が福岡親不孝通りのLIVE&Clubスペース「graf」での5月3日のイベント「未来樹」で福岡〜東京で活躍するDJ、MOOCHYと共演した際、演奏後に声を掛けてくれた実直な若者。彼は大分のミュージシャンとアコースティック・ギターとスライド奏法ギターでデュオを組んでいた。「未来樹」ではそのまま行き別れたが、何かの「必然」を感じMOOCHYを介して再会。 三人でスタジオ・セッションを行ったのが5月13日。
 出て来た「音」で「意気投合」。気が合ってユニット結成。は日常的であるけれど。この三人の出会いはもう少し難しかった。
 それは十二分に音楽活動を続けて来て、それなりに実感も積み重ねも持つ者達が「まだ具現出来ぬ音」をイメージしてセッションするからであった。それはある種の「もどかしさ」にも似たものであった。が、とても良く分かり合えるものでもあったし、待ちこがれた「音楽姿勢」でもあった。

 もしかしたら「全ての音は聴こえる必要は無い」のかもしれない。
否、聴こえているものばかりにこだわっていては「何か」を聴き逃しているのかもしれない。
 ハワイの有名ウクレレメーカーの「仕上げ職人」氏は聴覚障害の有る方だと言うニュースを見た。 彼は指先で表面版を叩いてその振動で「削り」を再指示した。
 私たちアコースティック弦楽器奏者は、お客さんの耳には届かなくなった後でも確かに「鳴っている」弦の振動や共鳴を身体で感じて居る。否、それさえもノリノリのLIVEパフォーマンスやPAモニターからの返し音の世界では忘れがちである。
 
 「ひとり良がり」と「伝える音楽」のジレンマ。
私たちは常にその間を行ったり来たりかもしれない。
 その意味では若林忠宏にとって、不可欠な「音楽姿勢」の一旦を担うユニットがやっと誕生した、と言える。

 Trio-Shruti

 DJの世界では既に高い評価を得ているYasushi''Yash''Egami(ARCARS、PIDE PIPER)
とTANNO (pure_climber / arfart)。二人のギターに若林忠宏のインド/アラブ太鼓や様々なパーカッションが絡む。

 6月17日(日)福岡市中央区赤坂のライブバーCallowayで行われる、若林忠宏プロデュースのLIVE-Event「TETRA-PTERA」でお披露目となります。

 是非! 波動の伝わる距離で「体感」して下さい。


 6月9日(土)   原宿で「雅楽」と共演
 




  「雅楽」
奈良・京都の宮廷に大陸から日本にもたらされた【宮廷音楽】
 日本の伝統音楽の中で最も体系的で伝統が守られている由緒ある音楽である。
 が、中国でも韓国でも「雅楽」と呼ばれていて、三国それぞれの発展も見られる。中国・雅楽の歴史を見ると、遥か天竺(インド)やシルクロードの音楽の要素も多くもたらされたとある。その担い手は「胡人」と呼ばれたペルシア、トルコ系のミュージシャンであった。
 日本の雅楽の初期の担い手には多くの朝鮮半島のミュージシャンが居た。
その名残は「ノリ」「ソリ」の言葉に見られる。

 「ノリが悪い」「軽いノリで行こう!」の「ノリ」
 言う迄もなく「リズム」「ビート」「グルーブ」の事である。

 一方の「ソリ」
 「ソリが合わない」を「語源辞典」で見ると
「刀の反りと鞘の反りが合っていない事」
と最早本来の語源が忘れられている。

 「ソリ」は「音程」の事であった。
 
 韓国の民族音楽に見られる「パンソリ」「サムルノリ」
 未だに本来の意味が残っている。

 「スローミュージックで行こう」(2005年11月岩波書店)の著者
 若林忠宏のインド音楽の演奏を聴いて感じ入ってくれた雅楽奏者の方々が 6月9日(土)二回目を迎えた
LIVE-Event「スローミュージックCafe」(若林忠宏:世界の民族音楽コラージュ&オムニバス)にゲスト出演し、若林忠宏のアジア民族楽器と競演しました。

 笙、篳篥、龍笛とシタール、タブラの出会い。

 これを期に結成された「雅楽とアジア民族音楽の出会い」

コラボ楽団「游花 Quartet」は若林忠宏の書き下ろし新作を加えて
「アンサンブル菩提樹」としてデビュー致します。

 
 若林忠宏が2005年末に書きました、岩波書店「「スローミュージックで行こう」のテーマに基づいて、原宿のカフェ「掌」で2007年4月よりスタートしました
LIVE-Event「スローミュージックCafe」(若林忠宏:世界の民族音楽コラージュ&オムニバス)の第二回

 「ロックの日」などと若い人がオヤジギャグぽい事をおっしゃる6月9日(土) 
表参道を東に、明治通りを越えて直ぐ北上したもともとは閑静な住宅街、今やアパレル系のお店が連立するエリアの一角に、一階は本社民芸品輸入部門直営店、二階に同社初の飲食店「掌」があります。


 

 奇数月には「若林忠宏:インド音楽定期ライブ」。結局毎月のシリーズは3月3日から延べ四回目。嬉しい事楽しい事、勉強に成った事沢山有りますが、大家さんご夫婦が旅行中の前回を除いて通って下さっている事はちょっと意外な喜びです。
 原宿生まれ育ちで、回りが大きく様変わり。やむなく店舗に貸しながらも「あまり変な集まりはして欲しく無い」というのは何方も同じ心情でしょう。第一回目にご招待で「こんな会です」と御呼びしたら、とても気に入ってくれて。
ご主人はドラムもされている。「スローミュージックで行こう」も買って「愛読」してくれて。以後お客さんで通ってくれているのです。

 スローミュージックCafe
東京では「掌」でのみの若林忠宏プロデュースLIVE-Eventのブランドです。
第二回目は「雅楽とインド音楽のコラボレイション」
ジャンルの面白さ、興味をそそるコラボではなく、音と心の繋がりを得た方との共演プログラムです。
 ゲストの三人の雅楽演奏家さんの二人は「掌」の若林のライブを二回以上聴きに来てくれて、お友達になった方々。若林の音と学術的志向の両面に信頼を寄せてくれていました。
 吉祥寺教室に十年通っているお弟子さんも音大管楽器卒業後「雅楽」もプロで演奏していまして、若林のCDにも参加してくれています。
 
 三人のひとり、初顔合わせの「笙」の青年も「昔から若林さんの音楽ワークには関心を持って居ました」とみなさん共演を喜んでくれました。
 と言いますか、この日の共演を機会に「雅楽とインド・シルクロード音楽の共演ユニット」を結成したのです。

 昨日のデビューLIVEの段階では、若林を加えた雅楽&アジア民族音楽「游花 Quartet」でしたが、LKIVEが終わってみて改めて「書き下ろし共演曲」の重要性を痛感。すでに演奏中に数曲のアイディアが得られたのです。
 以後「アンサンブル菩提樹」の名前で、伝統音楽同士のコラボに共演オリジナル楽曲で活動して行きます。
 東京〜関東では、游花さんが要のメンバー。
福岡太宰府の雅楽会の方で、昨年「龍笛」とシタールでセッション録音をしたお友達も居るので、福岡メンバーになってくれれば、曲が出来次第、福岡〜九州でも活動出来るかもしれません。

 スローミュージックCafeのコラボ・プログラムの定番
第一部、第二部ともに、それぞれのソロ演奏〜共演。
 第一部の冒頭は厳かに「雅楽:游花Trio」
「笙」「篳篥」「龍笛」で 日本古代音楽を基にしていると言われる
「御神楽」の「音取」から有名な「越天楽」
若林のシタール演奏の後、第一部の共演は
「笙」とシタール二重奏の「調子」
全員合奏による六拍子の「陪臚」若林は太鼓タブラで。

 第二部の「雅楽」は、楽曲構成を学びながら
「調子」〜「音取」〜合奏曲「合カ塩」メドレー
シタールとタブラの演奏の後の共演は

 五拍子の「抜頭」自由リズムのゆったりとした古曲
「胡飲酒序」

 面白かったのはインド音楽の序章「アーラープ」
と言っても「古代にはこれが本曲」というのが若林の持論ですが
近代は「前奏曲扱い」これが雅楽の「音取」に相当していた事。
その他「塩梅」と「篳篥」。「野暮」と「笙」の関係
「篳篥」の指穴の謎。

 などなど、その場に居た方だけが学べた興味深い話し満載でした。
シタール音楽は、中世以降のどちらかと言うと西アジア系イスラム宮廷音楽ですが、その前身のヒンドゥー寺院音楽の片鱗との関わりも面白く。

 そんな歴史ロマン
 「楽器を自作して演奏するのが当たり前」の「雅楽奏者」
と人生の半分近く楽器作りとメンテナンスに費やしている若林との
不思議に通じる部分の多いコラボレイション

 次回はお見逃し無く。

 宜しくお願いします。

 6月16日(土)  DJ:MOOCHYのCD録音に参加
   

  昨日6月14日(木)下北沢でDJのMOOCHY君のCD録音に参加しました。
録音場所は、7月7日(土)にMOOCHY君とセッションする下北沢のCafe-Bar
ROOM

 MOOCHY君との出逢いは、2007年5月3日の福岡・親不孝通りのLIVE&Clubスペース「graf」でのイベント「未来樹」でのセッション。
 「未来樹」はgrafと民族音楽センター九州の共同企画ですが、プロデューサーのCunta君、ディレクターのBB君が優秀なので、ほとんどお任せしてしまっています。と言いますか、若林の音楽を とても良く理解、評価してくれているので、ここぞ!という組み合わせで場面を作ってくれるのです。

 5月3日はちょっと「伝説的」な夕べでした。
プログラムが押したのでMOOCHY君とのセッションは12:00を回っていて、終電のお客さんが帰った後だったのが残念ですが、粘って残った人はかなりの音楽と出逢った筈。

 Cunta-Wakaでも思いますが、DJは音源をインスピレーションで出すだけでなく、まるでその時に音が作られて出て来るレベルの人っています。
 と、言いますか、機会を得る度にその度合いの高いDJと出逢えている様に思います。

 MOOCHY君の音は、音源の演奏家や、電子楽器を後ろから叱咤激励してパワーアップして、まるでその瞬間に出させている様な力があります。
 若林の音の出方に即座に反応し、決して「躱す」事をしない。

 なかなか楽しい、有意義な時間でした。

 

 ROOMは民家を改造した様な面白い作りで、あいにくの雨でしたが素敵なテラスもあって。店内からロフト風の二階にも上がれて、そこでPCに直接録音。二曲に入れましたが、中々面白い。上品な中に気骨がある良い曲でした。

 半分くらい出来上がっている音の世界にシタールを絡めました。
 曲に耳や頭が慣れてしまうから出来る限りTake1で録りたかった。
 でも、聞く度に違って聴こえるレベルでしたから楽しかった。どちらも「動と静」の2バージョンのTake2で決めました。LIVEの「競演」のスリリングさとは異なりましたが、別な次元でスリルな時間でした。
 

 
 加えて、7月7日のイベントの主催者、Tokijiku君とMOOCHY君と、ROOM自慢のパスタを食べながら色々な話しが出来たのも嬉しかった。

 「第二次ベビーブーム」
すなわち、団塊の世代のJr.達。 ある意味で今日の消費文化の中心的存在。
その中でも音楽にこだわり続け、創り続けて来た彼らの音楽観を聞く機会が得られてとても良かった。

 奇しくもMOOCHY君は若林の隣町生まれ育ち。東京山の手です。
それが共に福岡と東京往復の音楽生活。
 次の録音は福岡になります。

 CD是非楽しみにして下さい。
 そして東京の七夕の夜。

 福岡でのMOOCHY君との共演は、10月に再び「未来樹」です。

 

 ご期待下さい!!


 6月17日(日)  福岡アジア美術館で賛助出演
 





 6月17日(日)午後  中洲川端にあります、福岡市アジア美術館で演奏します。シタール演奏とアジア打楽器です。

 福岡市立のアジア美術館は、2006年初旬の福岡市文芸振財団の舞踏家さんとのコラボレイションのお仕事や秋のアジアマンス関連のインド音楽ライブでお世話になったご縁がありますが、なんと今回は「東京つながり」

 2003年2004年に頻繁にセッションしました東京のミュージシャンの全国ツアー。福岡公演がアジア美術館と決まり、運良く在福のタイミングなので久しぶりにお手伝いする事になったのです。

 ミュージシャンの名前は「哲J」
楽器はオーストラリアの先住民「アボリジニ」の伝統的な民族楽器ディジュリドゥー。彼はこの楽器を日本で初めて(本格的に)吹いた三人の内の一人。オーストラリア現地で認められ、観光局の仕事も受けている、まぎれもなく日本の第一人者です。

 若林がディジュリドゥーと出会ったのは1978年。その頃には、日本ではまだ誰も関心を持っていませんでした。
 1978年に始めました日本初の民族音楽ライブスポットのお客さんがカセットと簡単な解説書をお土産に持って来てくれました。天然のシロアリが中を空ろにしたユーカリの樹の幹をただ吹くだけ。構造的には原始的トランペット。
 しかしながら「循環呼吸」で鳴らし続けるその音色は「大地からそのまま出て来た様な」あたかも「大地の寝息」の様な。重低音で轟く音色は「元祖ドローン(基音持続法)」とも言えます。
 その奏法は意外にも複雑、多様ですが、実際吹いてみたり、習ってみないとその凄さが分からない点では、若林の楽器とそっくり。
「実体験したり、説明されて凄さが分るのが民族音楽」
の定義そのものの楽器と言えます。
☆逆に「凄さが直ぐ分る」のは意外に簡単なフェイクだったりします。余談ですが。

 哲J氏は、2003年頃?は、洋楽器とのコラボレイションに取り組み、若林と共演している頃は世界の民族音楽。 その後和楽器とのコラボレイションがメインになり、今回の福岡リサイタルもそのアンサンブル。日本とオーストラリアということで
アンサンブル名は「和豪」。「和合」とも掛けているのではないかと思います。

 この数年、年に一回?位は共演がありましたが、それでも久しぶりの共演です。
奇しくも東京生まれ育ちの二人が遠くの国の楽器で九州で「再会」。
これを機会に「またちょくちょくやりましょう!」と言ってくれたので、早速8月のLIVE-Event「スローミュージックCafe」(若林忠宏:世界の民族音楽コラージュ&オムニバス)にゲストで呼びます。
 若林忠宏のホーム・ページの「ユニット」の所に紹介がありますが、
 哲Jとのデュオは「WAWA」の名で、哲Jのオフィスからライブ盤のCDも出ています。
 
 当時は哲Jの曲に若林が民族音楽的なアレンジをする手法でしたが、最近「作曲づいている」若林です。オリジナル曲のイメージが彷彿と湧いています。
 今年後半東京でも自作新曲をふんだんに取り込んだWAWAの活躍にご期待頂ける事でしょう。

 なにはともあれ、6月17日の午後。 アジア美術館での共演をお楽しみ下さい。
 若林はオープニングで短いソロを取り、その後少しWAWA共演。
 そして本編の「和豪」につなぎます。

 宜しくお願いします。


 

 

 6月17日(日)  福岡でLIVE-EVENT
 











  6月17日(日) 中央区赤坂のBlues-Cafe-Bar「Calloway」での自主企画イベント

 LIVE-Event「TETRA-PTERA」

 お客さんは少なかったけど。 素晴らしい内容でした。

 トップバッターはAcoustic&Drone-Unit「Trio-Shruti」
 元々エレクトロニカ音楽のDJとしてマニアに良く知られた二人が
 突然生ギターに持ち替え、若林忠宏の民族打楽器・太鼓とトリオを組みました。

 Acoustic&Drone-Unit「Trio-Shruti」結成のいきさつ、素敵な出逢い。
 それどころか、暗示的な使命感さえ感じるタイミングについては、
 http://mixi.jp/view_diary.pl?id=
458951403&owner_id=327576

 福岡の空にどんよりと雲が立ちこめ、気圧と湿度の面では民族楽器や生楽器が一番落ち着かない。お客さんも出掛けるのをためらいそうな夕方。
 でも、不思議にあの二人の笑顔を見ると安心します。 照れ屋だけど純粋な笑顔が素敵な丹野君。 若林と同じ様な道を辿って来たのだろうと、安心する慈しみのある笑顔の江上ちゃん。大分からわざわざ。

 案の定お客さんが入りません。15分押したけどスタートです。
 一曲目は完全なフリーインプロヴィゼイション。
リズムも決めもなく。 気持良かった。 会場全体もリラックスする中で、二人は伸び伸びと演奏。 
 なんと! 若林の「インド鈴」もチベットシンバルも、ピッチもタイミングも吸い込まれる様に絶妙に調和。もちろん選りすぐってキープした楽器ですが、包み込んでくれる音楽が有ってこそ報われます。  報われました。

 出掛けに思いついた様に棚の上から掴んで来た「ジョウズハープ(口琴)」
これもぴったり調和。
 「Trio-Shruti」のテーマの一つ。余韻。
 ギターの余韻に口琴のリードが共鳴するかの感じ。

 その辺りが決めてあった二曲目。ちょっとフラメンコっぽく。インド音楽にもインスパイアーされた即興。
 そして三曲目は丹野君のリズミカルなアルペジオで始まる。
インド音楽太鼓タブラが活きました。

 他の楽団のメンバーもみな絶賛。
 タブラ教室の生徒さんもギターの音楽に感動。芸工大音響学科と言う事もあって、絶賛。タブラとの相性にも。 若林が伸び伸び叩ける、ありそうでなかなかないユニットです。
 「どうにかなるだろうと思って居たけど」「こんなに上手く行くとは」
「想像の五倍は良かった!」
 「Trio-Shruti」の内輪の感想。

 お客さんも言ってくれてましたけど、終わるや否や二人が語ったのは
「ジョウズハープ(口琴)」の雨乞いの音

 若林が「ジョウズハープ(口琴)」を弾き始めると、大きなガラス窓越に突然の雨。
しかもかなりの本降りだったそうな。
 その雨音がビートになってギターと口琴の音が織りなす不思議な音楽。

 全然知りませんでした。 晴れ男の筈なのに。
 終わって搬出の頃はすっかり晴れてましたけど。

 あ〜あ。 客席で聴きたかった「Trio-Shruti」

 
 休憩を挟んでキューバSon楽団「Conjunto del Chicorro」
 最高でした!

 なんとレギュラー管楽器陣からはLisa&Yukiのトランペットのみ。
 バリトンサックス(→この日はテナー)とテナーサックスはこのステージが「初音合わせ」
GOOFYのバリサク風の「通奏低音」大蛇のノタクリ サーフィンの様で良かった。
テナーのソリスト高木君 最高!

 若林の真横に居たのでMCの度に嬉しそうにリアクション。
 歌詞の解説などでは「ほ〜!」とか「へ〜!」
 この日の昼に管楽器自主練習して曲を知ったのですから、歌の中身はその場で始めて理解「ほ〜!」とか「へ〜!」はやらせでも仕込みでもなく。

 でも、あの楽しいキャラ。 きっと何回やっても
 「ほ〜!」とか「へ〜!」天然の純粋なボケは楽団の一つの目玉になりそうです。

 

 パーカッションのMONGO松山さんもMAMI-TAもノリノリ。
どこかの曲のどこかのブレイクで、大爆笑のおちゃらけもあって。
 新入メンバーが大半であろうと、何故か楽しく愉快な結束。
やっぱりLisa&Yuki、MAMI-TA、MONGOちゃんの人柄かな。

 この日一番楽器が多かった若林の搬出。みんなで手伝ってくれて、小倉の手前、那珂川町に小走りで帰って行きました。
 来週は福間のビーチサイドのCafe。 佐世保の感動も再び!です。

 
 トリはパーカッションEnsemble「Dum-Dum」
 若林を入れて五人の若林以外は在福のプロ男女からなる「太鼓・打楽器集団」ですが、この日の「お披露目」は若林と飯塚から来てくれたCHANGのデュオ。

 これも最高でした。
 CHANGはパールの「MIni-Drum-Set」子ども用ではない二分の一スケールのセットにヘッドやアタッチメントを工夫して中々の音に。それを自作の竹ヒゴスティックで絶妙に軽やかに。若林のインド太鼓タブラ、アラブ太鼓ダラブカ。ちょっと手を伸ばせば、まだそこに置いてあったコンガ。どんな生太鼓でどんなリズムを叩こうとも、吸い寄せられる様に調和。 リズムやビートを合わせる様な気遣いさえない。
 互いで作った波に載るかのごとく。 極論すれば「一曲で一拍」
 曲全体が一拍ですからズレ様もない。 それほど自然な。それほど自由な。

 大分に帰るギターの江上ちゃんを送って、ラテン楽団のメンバーに手伝ってもらって搬出し、その車を送った頃。
 小さな台車に太鼓を山積して夜道を歩くCHANGの姿。
 駐車場まで話しをしながら、しっかり心が通いました。

 思えばCHANGとは五回は笑顔の挨拶を交わしている。
始めて逢ったgrafのイベント。二度目の「未来樹」。その間のVooDooLoungeでも二回。その内半分は自分も出演者だけど、かならず店内に居て他のバンドもしっかり観ているし、感想もエールも送っている。その同じ数だけ、わざわざ飯塚からお客さんで聴きに来てエールと感想をくれる。
 でも、とっても控えめ。「宜しく使って下さい」の感じ全く無し。
どちらかと言うと「じゃあ今度一緒にやろうね」と若林の方が軽いノリ。
ただし「社交辞令」は一切しないので、言ったからには必ずやります。

 CHANGとは初めて演奏しながら横に座って笑顔を交わしましたが。その前から音は分って居ました。 そして「やっぱり」の音でした。

 東京ではスタジオ・ミュージシャンで苦労し、家族の事もあって帰郷して頑張るプロ・ミュージシャン。居心地、住み心地良くて移住する都会ミュージシャンに彼の音を聴かせたい。
 あっ! 僕も彼も。きっとどんな音楽でも「相手を気持良くさせて、引き立ててしまう」から。分らないだろうな。
 その分、パーカッションEnsemble「Dum-Dum」で思う存分引き出さなきゃ。

 Acoustic&Drone-Unit「Trio-Shruti」では、弦楽器の様々な隠れた魅力。
時にはメロディー、ハーモニーを越えた。 
 逆にパーカッションEnsemble「Dum-Dum」では太鼓・打楽器の隠れた力。
時にはメロディック、そしてハーモニック。
 音楽家冥利に尽きる夕べでした。

 みなさんありがとうございます。

 次回、是非、お客さんたくさんに聴いて貰いましょう。

 宜しくお願いします。


 6月18日(月) パーカッションEnsemble「Dum-Dum」本格始動
    6月18日(月) 大橋の音楽スタジオCUBEにて、
パーカッションEnsemble「Dum-Dum」が本格的に始動しました。
その前日の若林忠宏&民族音楽センター九州プロデュースのLIVE-Event「Tetra-Ptera」で「Dum-Dum」五人組から若林とCHANGがデュオ即興セッション演奏したのがプレビュー。
 
 大橋CUBEには男性陣が全員揃いました。「Dum-Dum」の「看板」の元気娘は二人ともお仕事で来れず。
 おじさん二人と準おじさん? の三人でじわ〜っと盛り上がりました。

 なにしろ若林の「文字譜」のカルチャーショックで前半終了。
曲の説明以前の顔見せと楽譜の「読み方」のリハーサル

 でも、確信!  

 このメンツならなにやってもオッケー。

 JAZZ、Rock、Fusionなんでもオッケーのドラマーが四人
最も経験豊富な木下恒治さんがアラブ太鼓ダラブカにハマっている位ですから何も問題なし。

 ウッドブロックによるブラジルサンバ
 箱太鼓カホンによるアラブのリズム
 ドラムセットを分解してのインド音楽のリズムとセネガルのリズム
 
 つるっと四曲出来てしまいました。

 って事は何時でも30分ステージはオッケーです。

 そこに若林vsきのつねさん 若林vsCHANG オヤジトリオ
 の即興大会も有れば、三時間は悠々持ちます。

 太鼓・打楽器だけで決して飽きさせません。

 7月29日(日)の「Tetra-Ptera」の第二回仕切り直しLIVEも決まりそう
 もちろんパーカッションEnsemble「Dum-Dum」本格演奏です。

 8月7日(火)のVooDooLoungeも決まりました。

 その他、イベント企画担当様

 宜しくお願いします。

 6月19日(火) エレクトロニカ新Unit結成
     6月14日(木) 下北沢のCfe-Bar「ROOMS」でのDJ:MOOCHY君のCD録音。録音現場の「ROOMS」7月7日(土)の遅い時間にMOOCHYとのセッションLIVEも行われる場所です。

 プロデュースは、同じくDJのTokijiku君。
Tokijiku君は、5月の「若林忠宏:インド音楽定期ライブ」原宿カフェクラフト「掌」にお客さんで来てくれました。その時にその優しさ、真面目さ、ひた向きさにちょっと一目惚れ。その日のうちにユニットをお願いして、同じ「掌」での偶数月のLIVE-Event「スローミュージックCafe」(若林忠宏:世界の民族音楽コラージュ&オムニバス)の10月6日(土)のゲストにお願いしました。

 そして6月14日にもMOOCHYと一緒に色々な音楽論、人生論を語り合ってさらに意気投合。 一昨日福岡で行われたLIVE-Event「TETRA-PTERA」で素敵なデビューを果たしたAcoustic&Drone-Unit「Trio-Shruti」の丹野君とも知り合い。
 東京〜福岡に二つの拠点を持つMOOCHYから繋がった仲間です。

 翌日メールで「正式にユニットとして活動しよう!」となりました。
Tokijiku君に「ユニット名」の案を聞いたら.................。

 期待以上に可愛い答え。ちょっと使えなかった。ごめん。

 という訳で、若林に任されましたので、今発表します。

 Nativ-Electronicaユニット「Sur-Ang」

 DJ:Tokijikuと若林忠宏のシタール、タブラ、ダラブカ、サズetc.

 「Sur」はヒンディー/ウルドゥー語で「音」
 サンスクリット語の「Swar」の転化。さらに辿れば、サンスクリット語の「Shruti」。そうです。
 一昨日デビューのギターDuo&若林忠宏のユニット
Acoustic&Drone-Unit「Trio-Shruti」の「Shruti」

 「Sur」は「音」「余韻」「響き」

 「Ang」は「塊」「体」 

 続けてしまうので「スーラング」「スーランガ」となりますが、

 「Sur + Rang」の意味も掛けています。

 「Rang」は「彩り」

 Nativ性で言うならMOOCHYの方が人間としての気力、体力、生命力に溢れている。しかしながら以外に都会っ子。そのサウンドの着眼点は世界の伝統文化ですが、表現は極めてアクティヴでアーバン。

 それに対してTokijiku君は一見、ナイーブ、デリケート。
しかし初めて会って感じたものは「原っぱ」の様な広がりと素朴さ。
否「原っぱ」と言うより「田圃」

 6月14日に「君に田圃が見えるんだけど、なんでかな」と言ったら。
なんと熊本の田圃の町出身。福岡で音楽活動を初め、今は東京で頑張っている。

 やっぱり九州人でした! やっぱりご縁がありました。
 やっぱりNativな人でした。 熊本人らしい、素朴でゆったりとしながら、気骨がある。男っぽい。 きっとその音楽は、スピリチュアルで自然体。若林が存分に引き出してみせます。

 若林忠宏が福岡で始めた、エスノ・エレクトロニカとはまた異なる新たなジャンル
「Nativ-Electronica」が提唱出来ると思います。

 Nativ-Electronicaユニット「Sur-Ang」のデビューセッションは

 10月6日(土)のLIVE-Event「スローミュージックCafe」(若林忠宏:世界の民族音楽コラージュ&オムニバス)ですが、その前にもチャンスがあったら、東京のClubシーンでお披露目出来るかもしれません。

 宜しくお願いします。

 6月19日(火) メキシコ民謡デュオ結成
    またまた新ユニット

 とは言っても「構想二年」「やっと実現」のユニットです。

 2005年の3月から始まった九州通い。
 福岡市内、中津、佐賀といった限られた応援者さんに呼んでもらってのライブ。
 それをさらに強力に応援してくれたのが、中津の料理研究家オーグテさん繋がりの小倉ケイト・ミュージックと西新・祖原:Cafe楽屋さんでの定期ライブ。
 
 小倉ケイト・ミュージックのKateさんこと、ピアニストの秋元さんは、ヴァイオリンの谷本さん、アコーディオンのいわつさんとTrio-Los-Fandangosを組んでいて、2006年にはブエノスアイレス公演を大成功させました。
 現地のプロが「今迄の日本人と違う」と絶賛。

 谷本さんの即興力はドグラマグラで有名。そして2006年夏からは若林の楽団民族音楽フュージョン楽団Maghreb-Windのレギュラーとしても弾けながらもレベルの高いソロを展開中。
 http://mixi.jp/view_community.pl?id=936655
 

 若林は、小倉ケイト・ミュージックさんで月一回の民族音楽教室をさせて貰っています。その繋がりで秋元さん、福山恒さん、パーカッションの高橋゛Carlos゛一誠君と「ワールド・Kate・ミュージック・Band」を結成
 http://mixi.jp/view_community.pl?id=1240544

 小倉リバーウォークなどで演奏しました。

 TLF(トリオ・ロス・ファンダンゴス)のメンバーで一緒に演奏した事がなかったのがゆいいついわつさん。西新・祖原:Cafe楽屋のマスターにも「やったら面白いのに!」と言われましたが、その時既に彼女のCDを「誰の」とも聞かずにオーグテさんで聞いて。フレンチスタイルの上品な音楽なのに、何故か若林のインド音楽弦楽器シタールに通じる余韻のスロープに感心していました。シタールなら誰でもそうか、というと全く違って、なかなかシタールでは探せなかった音の世界。

 ところがやっと実現する共演は「メキシコ民謡」

 本当は、ジャンルも何も無く、自由なぶつかり合いを仲間は期待しているのだろうけれど。
 日本のトップクラスのミュージシャンを誘って、手配りライブじゃ勿体ない。
フリーミュージック・セッションはきっと何時でも出来る。
なので、2007年春からの若林忠宏&民族音楽センター九州の一大プロジェクト「ラテン・中南米音楽オムニバス」総勢10楽団で展開する大きな動きの一環に存在する「メキシコ民謡」でおつき合い頂きます。

 なにしろ「メキシコ民謡」はアコーディオンが大活躍。
各地の民謡「ソン」から「追っ掛け民謡:ランチェラ」癖のあるリズムの「ウァパンゴ」北部の「ノリテーニャ」と河を渡ったアメリカ南部の「Tex-Mex」の微妙な違い。
 日本人に馴染み易く、それでいてライクーダー好きなロックファンにも馴染みがあって、そして即興力にも期待して。

 きっと枠を越えて盛り上がります。

宜しくお願いします。

 あっ! ユニット名の紹介が遅れました。

 メキシコ民謡 Duo「Mejorana(まよらな)」
 
 Mejorana(メホラーナ)はメキシコ中米民族料理に欠かせない葉っぱ。
日本語では「まよらな」というそうです。
 パナマではこの葉に似た形の弦楽器が有って、その楽器で伴奏する「舞踊音楽」も
楽器も「Mejorana」と呼びます。

 「メホラーナ」の名前の若林の「中南米楽団」は1980〜99年に定期的にライブをしていましたが、「まよらな」の名では初めて。

 「いわつなおこ」さんが 全部平仮名の世界ですから、中南米系の名前では唯一、ぴったりかと。

 宜しくお願いします。

 6月19日(火)  Zagros-Solo-LIVE
   

  本日6月19日(火)親不孝通りのBar「Bingo-Love」にて
 柘榴(Zagros)の1st.Solo-LIVEでした。
 19:00 0penの20:00レイラーニのPiano弾き語りの第一部
 21:30 若林忠宏のアフガン弦楽器ルバーブ弾き語りを少し。
 その後でレイラーニさんと若林のデュオ・ユニット「Zagros」
 
 6月19日(火)Matary Live「Zagros 1st live」
 親不孝通り「Bingo Love」
 開場19:00/1st:20:00〜(leilani-Solo)
 2nd:21:30〜若林忠宏Solo〜「柘榴(zagros) 
Charge¥2000
 お問い合わせ:092-731-9392(Bingo Love)
★こじんまりとしたお店です。お電話でのご予約を承ります。

  ★ 本日の曲目 ★

 1、「星振る夜」
インド古典音楽/Raga:Behag Vocal&Sitar
 星と森と鳥 月夜に照らされる自然の景色を美しく歌い上げます。
 インド弦楽器シタールと歌だけの世界。

2、「琥珀色の石」
オリジナル曲/Vocal&アラブ太鼓Darabuka
石の中に記憶された神秘の世界。太鼓のリズムにとらわれずに浪々と歌います。

3、「草原にたたずむ人」
ギリシア民謡カバー曲/Vocal、Hohner&Guitar
草原に立った時、人は何を想う。ギリシア民謡の有名曲のカバー。

4、「蒼い時間」
  オリジナル曲/Vocal、Hohner&トルコ弦楽器Saz
レイラーニ独特の神秘の世界。朝もやの時間に現れる謎の人。
トルコの板張三味線で歌います。

5、「小さなひみつ」
オリジナル曲 Calypsoスタイル/Vocal&キューバ弦楽器Tres
子どもの頃から大事にしている「ちいさな秘密」そんな純朴さをキューバ弦楽器トレース一本の伴奏で軽快に歌います。

6、「ありがとう」
ケニヤ古ポップス/Vocal&Guitar
ケニヤの可愛らしい歌「ニョナニョナ」を新しい日本語の歌詞で
「隣に居る人への感謝の気持ち」を歌います。

7、アンコールは、初公開のレイラーニのウクレレ弾き語りにシタールが絡みました。

 6月19日(火) 親不孝通りのBar「Bingo-Love」にて
 Ancient-Future-Music「柘榴(zagros)」の初のソロライブ。
 正確には、第一部がレイラーニのソロのキイボード弾き語り。
 第二部が若林忠宏のソロでアフガン弦楽器ルバーブ弾き語り。
 第三部が「柘榴(zagros)」
それでも、Zagrosはレパートリーの中から七曲をたっぷり披露しました。

 Bingo-Loveは、1970年代を思わせる懐かしいお店。
 吉祥寺の「ぐぁらん堂」「BeBop」の感じ。ちょっとサイケでもあって。
 Lounge-Soundsのホスト、ボギーもトークライブをしたりする、ライブ、イベントでも知られるお店です。

 イベントタイトル通り、ゆったり、まったり時間が過ぎて行く良い感じの夕べ。
レイラーニさんの昔からのファンの人々がZagrosの前評判も聞きつけてくれて、御陰さまの満席。Zagrosは二人ともベスト演奏をしました。

 何よりも嬉しかったのが、昔からのファンの言葉

 「レイラーニが今日、歌い手になった!」
 キーボード弾き語りというパッケージを越えて、アカペラ歌や民族楽器とのデュオなどの新しいスタイル。

 「レイラーニが歌いたかった世界がやっと完結した」
恐らく「今迄の歌」と「Zagrosの歌」。そして「これからの歌」が一つの流れの説得力を持ったと言う意味。

 いずれの感想も、今迄のファンの想いを裏切らず、さらに彼女の魅力を引き出したという評価。嬉しい限りです。

 次回のZagrosのライブは7月17日VooDooLoungeのイベント「Lounge-Sounds」
 出演は二番手、20:20〜20:45の予定です。

 乞うご期待。


 

 

 6月20日(水) DJ:MOOCHY CD録音参加-2
    6月20日(水) 福岡市中央区親不孝通りのLIVE-SPOT「VooDooLounge」でのインディアン・サイケデリック楽団MISRAMの本番の前。夕方から東京と福岡に拠点を持ち、全国で活躍するDJ:MOOCHYのニューアルバムの録音に参加しました。
 先日の東京下北沢での録音に次ぐ2nd-Session。下北沢ではインド弦楽器シタールを録音。今回はアラブ弦楽器Oudと太鼓Darabuka、トルコ弦楽器Sazにモロッコのパーカッション。
 
 曲はMOOCHYがキューバで録音して来た若きウッドベース奏者のアンビエントなベイシックパターンにウードが中近東フレイズ、旋法マカームを絡めるもの。
 曲の中盤ではモロッコの八分の六拍子と四拍子のミックスしたリズムを強調しダラブカのビートが絡む。
 二曲目は軽快なギター、ドラム、ベースの曲に沖縄の三線が響き、それにダラブカが前のめりの北アフリカビートを刻むもの。
 三曲目は、5月3日のライブイベント「未来樹」でも共演した、MOOCHY独特のリズム感による打ち込みビートと不思議なキイボードが織りなす世界。セッションではなかなかハマり切るパーカッションが居ないという難曲でしたが、じっくりとそのリズムを解明し、独特なポリリズムを完成に近づけました。

 今回も更に意思の疎通が深まり、求めている音。伝えたい音を確認することが出来ました。

若林が思わず「MOOCHYは予言者か?」と言ってしまうほど、作り出す音楽が見事にハマる。
 トルコ弦楽器サズは独特なトリルの装飾音が命。
 若林的に「ここっきゃない!」と言うところでトリルをすると、その直後にサックスが同じトリルを吹く。
 もちろんサックスは先に録音されているもの。新鮮さと集中力のTake1主義の若林は、しょっぱなから録音ボタンを押してもらいますから、そこでそんなサックスが出て来るとは知らない。
 ならば若林が予言者の様でもありますが「この曲にはそのサズを」とリクエストしたのは彼。
 
 今日の分を録り終わって、今後のセッションの話しや音楽論を語り合えば「MOOCHYはWAKKY日記の愛読者?」と言ってしまった程に考えていることが似ている。

 VooDooLounge迄彼の車で送ってもらいながらも、色々な話しをしました。

 聴いて分る者同士は話しても分る事だらけ。それが僅か二つでも確認出来ると、後は「聴かないでも分る」
 そんな嬉しい出逢い。 

 やっと日本にも本物が現れ始めて来ました。

 ほんの最近の出逢いですが、MOOCHY繋がりから、あれよあれよの間に
Acoustic&Drone-Unit「Trio-Shruti」とNativ-Electronicaユニット「Sur-Ang」の二つのユニットが生まれました。
 
 Trio-Shrutiの丹野君、「Sur-Ang(音塊)」のTokijiku君はMOOCHYをして「同じ美意識を持つ仲間」

 常に同じところに留まらずに、回転している。 天体の様に

 さすれば、その軸が如何にブレようとも次第に一点となってゆく。
 コマの様でもあり惑星の様でもありながら。 求心力と遠心力が互いに引っ張り合って。
 そうして大きな軌道をゆっくりと描いて行く。

 ふと気付くと同じ「太陽」という恒星を中心にそれぞれの軌道で回っている事に気付く。

 そんな共通項。 それを「音楽観」と言ってしまっても良いし
 それはまぎれもなく「人生観」でもある。
 「価値観」という言葉もハズレではないが、MOOCHYが言った言葉がより近い。

 「美しさ」の感覚。

 それは「綺麗なもの」を「美しい」と言う事とは似てて異なるもの。

 11月頃にはリリースされるCDにご期待下さい。

 その前に7月7日は東京下北沢で、 そして次回の「未来樹」
 恐らく10月頃には福岡で若林とMOOCHYの再共演が実現します。

 6月20日(水)  ラーガ・ロックで飛び跳ねました
 




 若林忠宏のシタール立ち演奏。ストラップでエレクトリックに改造したシタールで踊りまくりながらラーガ・ロックを弾きました。

 メンバーはgrafのディレクターでもある
 「結」のリーダーBBのBass/嶋田梨果のDrum
そして福岡のLIVE-Houseの若いけれど顔の広い
 水本亮のGuitar

1960年代末のストレートなロックです!

 6月20日(水) 
 親不孝通り(正確には一本渡辺通り寄り)のLIVE-SPOT 、VooDooLoungeのイベント「Lounge-Sounds」にインディアン・サイケデリック楽団MISRAMが再登場です。

 息もぴったり、各自の音楽の充実に比例して意気も揚々のMISRAM オリジナルメンバーでの充実の極みLIVEに成る事と思います。

 MISARAMの今後は、女性Chorus&Perc、を募集中。 Chorus&CongaにパーカッションEnsemble「Dum-Dum」の正規メンバー梶原由加が加入決定。

 天真爛漫元気娘が三人になります。
 7月びしっとリハーサルを積んで、また8月
そしてアジアマンスなどで新生MISRAMのデビュー

 どうぞご期待! 応援宜しくお願いします。

 

 

 6月21日(木) 代々木 muse音楽院
   
 6月23日(土)  福間のビーチサイドでラテン音楽
 


 6月23日(土)
キューバSon楽団「Conjunto del Chicorro」
於:Surf-Side-Club(福間)
 18:00開場/開演18:30〜20:30
前売¥2500/当日¥3000+order
 福岡県福津市西福間4-11-12/福間海水浴場 
 Tel:0940-42-5563
http://surfsideclub.hp.infoseek.co.jp
★海に沈む夕陽の為だけでもお客さんが絶えない有名なライブカフェ。夕暮れ時の最高なひと時........。でした!
想像以上に!!!

★ライブ報告★

 6月23日(土) 朝、吉祥寺を出て、福岡の自宅で楽器を取って東の海辺の町「福間」へ。 午後からリハーサルで、日没前に1stステージ。
キューバSon楽団「Conjunto del Chicorro」の六回目のライブでした。
 なにしろ「福岡のトップクラスの管楽器を擁している」と言われて改めて納得するレベルの高さ! と当時にメンバーをBookingする事の大変さで「トップクラス」が追って痛感されました。

 その為、この六回は、リハーサルはずっと「新入メンバー」への曲説明に終始し、新入メンバーはずっと「えっ!リハーサル一二回で本番!」のプレッシャー。

 その流れを変えてくれたのが、第ニ期と第三紀新入メンバー。4月の段階では「曲の説明」を受けていたLisa&Yukiちゃんがコンマスの様に頑張ってくれました。そして新入SAXの二人も若林が東京に居る間にもメンバー自宅スタジオなどで自主練習してくれました。

 

 そのお陰で、23日のリハーサルは、若林が管楽器アレンジに意見を言える様になって。バンドは更に磨きが掛かり、結束し、その分楽しそうな明るい笑顔が音になりました。

 また、新入メンバーのキャラクターが、第一期メンバーに劣らず「楽しい」「明るい」。もしかしたら「面白い」が加わっているかもです。
 Tenor-SaxのYasu君はめちゃ可笑しい。6月17日(日)の「Tetraptera」でも若林とコミックバンドの様なMC掛け合いでしたが、Surf-Side-Clubでは音はマジでディープなのに仕草やノリが可笑しい。
 素晴らしきムードメーカー。かなりのMusicoです。

 お店の大きなガラス引き戸からテラスに出ると眼前は一面の海。
 博多湾とは「海の中道」の岬を隔てて、北側の海になります。古賀や宗像などが近い、福津市。
第二期の後半にメンバーとなったパーカッションのMONGO松山さんの自宅、治療院のある町。

Surf-Side-ClubはMONGO松山さんのお仲間のお店で、マスターはアメリカOldies音楽の大ファン!

 若林はTresを真空管のFenderヴィンテージアンプに繋がせて貰いました。ご機嫌でした。
全然音が違う。腰があって温かで、ホクホクした音でした。

 悠々自適とはこの事か? 海が好きで音楽が好きで! 別荘の様なCafeに広い大きなテラス
 玄関のミニテラスには大きな犬が居て、猫さんも居ると。 
 弦楽器には浜辺は厳しいですが「普通に幸せ感」憧れを感じます。

 自分もやれるだけの事を必死にやって。 その結果寿命を縮めようとも、最後の数年
 「こんなところでのんびりと」とか思ってしまいました。

 ところが眼前の海は、あいにくの曇り空。 何時もより小型なスカイマークは揺れました。
気流が不安定な分着陸速度も速く逆噴射も激しく。 酔いました。

 「晴れ男」の筈ですが、5月の佐世保と同じ天気。 Chicorroには「雨男」「雨女」が居るのかしら。
それでも「本来は本振りの予報だったのが、御陰さまで」と言ってもらって気を取り直してライブに。

 朝から憂鬱、最悪な出来事ばかりの日でしたが、演奏には、そんな気分は絶対に出ません。

 「それ程音楽が好きだから?」
 う〜ん、そうなのかもしれませんが。
 「その国の民族楽器を持ってしばらくするとその国の人に成り切って来る」
 自称「民族楽器カメレオン」ですから、

 ステージに上がって、楽器を持つ途端に変身する様なんです。

 だからどんなに嫌な事があっても、音楽には出ないし、音楽で「憂さを晴らす」でもない。
 スウィッチが入る感じです。

 その分、終わって帰って一人になると「ど〜っ」と来ます。

 その時に、充実した演奏やメンバーの心意気、お客さんの笑顔や賛辞が想い出されると、そこで始めて励まされます。
 それは次のライブ会場までの「足取り」を軽くしてくれます。

 今の楽団は、ホントみんな謙虚で熱心で、音楽に熱い。
 嬉しい事です。

 妙な自己主張も、誤摩化しも、ハッタリも無い。裏腹にありがちな気後れも無い。
 九州人の明るさ、逞しさもあるでしょう。 ラテン音楽好きの性質もあるでしょう。
 半面、アバウトかもしれませんが、女性陣が緻密、しっかり屋さんなので、上手く行きそうです。

 Surf-Side-Cafeでは、8月末か9月初旬にまた!のお話を頂きました。
 その時、晴れて居たら、最高のロケーションです。

 午後から、パーカッション・ワーク・ショップやサルサ・ワーク・ショップも併催して
沢山の方と浜辺で楽しみながらテラスでバーベキューしてLIVE!なんて如何でしょうか?

 宜しくお願いします。

 MONGO松山さん、みんな! ありがとうございました。

 

 6月24日(日) エスノ・エレクトロニカUnit 「WAKA&KITA」LIVE
 

 エスノ・エレクトロニカ(DJサウンドと民族楽器のコラボレイション)で6月24日(日)の午後 16:00
 
 WAKA&KITA ライブイベント「絶頂天」
 於:Decaden-Delux(親不孝通りDrumの裏手)
 に出演しました。

 ★ライブ報告★

 6月24日(日) 
 福間の海岸でのキューバSon楽団「Conjunto del Chicorro」のライブの翌日、夜の中洲Gate`s「Hasta-Cuba-Club(アスタ・キューバ・クラブ)」でのライブの前の時間、親不孝通り「DecadenDelux」で「絶頂天LIVE-Event」に出演しました。

 本来のメンバーのドタキャンで生まれたデュオ「WAKA&KITA」
絶頂天専属DJ北君と若林のシタールによるエスノ・エレクトロニカSessionです。

 第二回の今回も「奇跡、偶然、必然?」が沢山。
 毎回、軽く会話で打ち合わせだけです。
 「前半エスニックやアフリカ調で、後半にビートもの。速くても良いですか?」
「うん!全然大丈夫」位の会話。

 北君のセンスにお任せです。

 それが何時も。

 キィはぴったり合うし。スケールは即座に対応しますが、若林が歌を歌うと、同じ様なフレーズのVoiceが鳴りだす。
 まるでリアルタイムでハモっている様に。

 意図的にDJ北君がビートを切ってカオス(混沌)を作り出すタイミングも、シタールが自然に数節歌い終わったタイミング。
 そこでシタールの早弾きソロ。 それが自然にまとまり、シタールがビートを刻むと復活したDJビートとぴったり合う。

 もちろん、フリーにアドリブしながらビートを数えているからでもありますが、
DJがそれを信頼してくれて居なければ合いません。

 若林忠宏流の「エスノ・エレクトロニカ」
「仕込み」との違いを分って貰う為に、今後も続けて行きます。

 宜しくお願いします。


 

 6月24日(日)  中洲のサルサクラブLIVE-Vol.2
 

 

 中洲Gate`Sのサルサクラブ
で若林忠宏のラテン楽団キューバSon楽団「Conjunto del Chicorro」の2nd-LIVEです。

日曜と言うこともあって、お客さんが心配です。
聴くだけのお席も沢山あります。カウンターもお洒落です。

宜しくお願いします。

6月24日(日)
 キューバSon楽団「Conjunto del Chicorro」
 中洲gate`s「Hasta-Cuba-Club(アスタ・キューバ・クラブ)」
 Vol.2
開場18:00/1st-stage 19:30〜20:10/2nd-Stage 21:15〜22:00  Charge¥2500(1d付)
博多区中洲3-7-24 gate`s 7F/Tel:092-283-0606

★ライブ報告★

 福間の海岸で盛り上がった翌日。
 午後は、インド弦楽器シタールを担いで親不孝通りのライブハウスにDJとのセッションに。
一緒にキューバ弦楽器トレースも持って。

 シタールが終わると直ぐに中洲Gate`sに。
 「Hasta-Cuba-Club(アスタ・キューバ・クラブ)」での二回目のライブです。

 


 

 特に第三期加入メンバーのサックスの高木Yasu君、GOOFY、パーカッションのMONGO松山さんがラテンフュージョン楽団やサルサ・ファンのお友達が多いので、噂を聞いて聴きに来てくれる人達で、ライブは毎回「サルサ・サミット」の様な感じです。

 この日もLos-Libresのピアニスト、REMYさんと会えました。
 教育関係のお仕事でご一緒した方がお客さんで偶然来てたりも。
「えっ! 若林さんてアジア・アフリカ太鼓の人かと思って居たら、弦楽器弾いて歌って!しかもキューバ音楽を!」と驚かれていました。
 折しもGOOFY、MONGO松山さんのサルサ仲間さんの「誕生日」
急遽キューバ音楽アレンジ&スペイン語で「バースデイソング」を。
 喜ばれました。

 福岡のラテン&サルサ・フリークさん達が、若林の「トレースは良い」「習いたい」
「パーカッションも凄い」「ウチのバンドのパーカッションに習わせたい」と絶賛してくれました。ちょっと報われた感じ。

 この日もメンバー皆頑張りました。 
 第二ステージの後、遅らせて次の現場に飛んで行ったメンバーも。
 ギリギリまでノリノリでした。

 この日は、管楽器のアレンジが更に強弱のレベルで徹底出来て
まだまだ良く成る可能性が一杯見えました。

 みんなありがとう!


 6月29日(金)  広尾でBangladesh音楽
   

 

 

 

 6月30日(土)  小倉でキューバ音楽LIVE
 

 

  6月30日(土)
 東京を遅めに出て、福岡の家に寄らずに空港からそのまま小倉へ。
 2004年、初めてソロ演奏で九州入りした時と同じパターン。
 ゆっくり出かけるのはちょっと失敗でした。猫睡眠サイクルではちょうどお昼ねの時間帯に当たってしまったし、土曜日の東京の電車と街は混雑。福岡から戻った時と同じ位疲弊しました。
 にも関わらず。この二年。毎月来ている小倉は何故か落ち着く。小倉から西の福岡県京都郡も大分中津〜国東も。
 国東以外では日帰りなのに。ゆったり気分に浸れます。
やはり自分の中では福岡市内は、都会でもあり、仕事場でもあり、ゆったりしてはいけないときを引き締めている特別な場所なのでしょうか。

 小倉「 El Barrio」さんでの二回目のライブ。
打ち合わせを入れて三度目ですが、大好きなスペースです。
1973年頃。高校生になりたての若林が初めて通ったCafe。我が家の下宿人の美大生が初めたフラメンコ喫茶と同じお茶屋さんの二階。お店の右側の階段から上って
お気に入りの席が商店街のアーケード寄りの所なども似ているからか? マスターでありサルサダンサー、インストラクターである坂口さんが素敵だからか。15年振りに再開したラテン楽団のレギュラーメンバーの多くが住む町だからか。
 いろいろと落ち着いて音楽が出来る街です。


 

 その分、落ち着いてしまって、二年間。小倉開拓はしてませんでした。
その意味では甘えてしまっている所も多いので、そろそろ気合いを入れねばと思っています。初めてのソロ演奏の会場「小倉城記念庭園」に始まり、海側のアウトレット「えいむ」や「スミックス・ホール」南側のデパート街や「水環境館」「リバーウォーク」と演奏の機会を得たスポットは皆主要なところばかり。
 ライブハウス巡りと現地で動いてくれる若いスタッフが足りないところから、しっかり代えて行かなくてはと思います。

 その意味では、今日のライブは、頼もしく嬉しい若いミュージシャン仲間で、サルサフリークの数人と出逢え、キューバSon楽団「Conjunto del Chicorro」の音楽を気に入って貰えたのは大収穫でした。

 ベース無し。というハプニングに見舞われましたが、4月の「若林忠宏ラテン楽団15年ぶりの再デビュー」のレギュラーメンバーがほぼ全員揃ってくれて。
 この二ヶ月の楽団の成長ぶりが確認出来ました。

 何より小倉「 El Barrio」Vol.1では客席で「見学」だったトロンペータのリサちゃんユキちゃんの二人はその後「皆勤賞」で貢献してくれただけあって、その成長ぶりは目を見張るものがあります。

 パーカッションのMAMI-TAとカルロスも堂々としてきて。
サックスの並木君、にしやん、フルートの泉ちゃんもやる事を理解しての落ち着いた演奏。
 サルサダンサー達が「聞き入ってしまった」という面では、もっと弾けてしかるべきだったのでしょうが、楽団としては良いタイミングに色々再確認出来た良いライブだったと言えます。

 8月は24比の金曜日。 佐賀での好演の後、遅めの20:30に始まります。
その前には小倉でのエスニックフュージョン楽団「Raqsa4」のライブイベント出場が出来るかもしれません。

 せっかくお友達が増えた小倉のマイミクさんたちへのお誘いが不十分でしたが、次回宜しくお願いします。

 下関からツアコンさん。いつもありがとう!

 みなさん。マスター。ありがとうございました!




 Music & Life  

 
 
 
 
 6月6日(水)  福岡カレーツアー
   

  先日「開店11周年記念」にネパール民族音楽とポップスのライブをさせてもらった、城南線と渡辺通りが交差する辺り(電気ビル本館裏手)のネパール・レストラン「エベレスト・キッチン」で。

 出演者まかないで頂いたネパール料理の中でも
 
 「筍カレー」の美味しさったら!!
 
 涙が出そうなくらい。

 ネパールならではの、日本人の味覚や胃袋に優しい味付け
 
 もちろん「カレーと言えば辛い!」という日本人のお客さんの為に
 辛くもしているけれど。

 本当はネパールでは「もっと発酵させて酸っぱくして」
 だそうですが、 美味しかった。

 ほんと言うと「もっと酸っぱくても良かった」

 
 そして昨日
 近所に在りながら、二年間 お邪魔する機会がなかった
 インド料理店「パルカス」
 
 なんと店長さんはやはりネパール人
 でもデリー風のムガール料理やベンガル風の魚介カレーが得意

 「フィッシュティッカ」
 
 カレーに漬け込んでタンドールの壷で焼く
 タンドーリチキンの魚版

 涙がでそう

 ホクホクでジューシーでスパイシー

 ハマりそうです。

 来月から頑張ってやるぞ!

 の「新企画」

 「福岡カレーと音楽の市内観光」

 吉祥寺で20年 カレー屋&民族音楽ライブスポットをやって来た
 その経験を活かして、福岡のお薦めのお店のお薦めメニューを
 若林と店長さんが解説しながら味わって。
 そこにインド、ネパール、ベンガル、スリランカの民謡の生演奏を交えて

 ランチでスタートして、インディアン・デザートのティータイム
 そしてディナー

 市内をみんなで食べ歩き。

 請うご期待です。

 只今企画中です。 お薦め店お薦めメニューをお寄せ下さい。


   
   

 


   
   

 


 6月16日(土) ライブ・イベント考
    若林忠宏が関わっております、LIVE-Event(若林と門下生以外のゲスト演奏者を招くライブ)は2007年6月現在福岡で三つ、東京一つあります。

 【未来樹】
 一つは2007年三月にスタートし、5月に第二回、近々第三回が行われる、
親不孝通りのLIVE&Clubスペース「graf」との共同企画の「未来樹」

 テーマは「Nativism&Activism」

 民族音楽の「自然音楽としての部分」や「根源的な音楽姿勢」と、現代社会の生活感の中から生まれた「テクノロジー的なサウンド」及び「躍動的な音楽姿勢」の「対比」。
 そう受け止めると「真逆の対比」の様に感じますが、実は違うのです。

 「民族音楽」を単純にネイティヴ音楽、「エレクトロニカ(電気音楽)」を単純に現代的発展的な音楽と位置づけした訳ではありません。
 むしろ「逆転」さえある。民族音楽はある意味非常にアクティヴであり、エレクトロニカはある意味極めて根源的とも言えるからです。

 直翅目(キリギリスやコオロギ)の飼育にハマっていた(03〜05年)若林の自宅では
一時、自宅で羽化した子達も含めた数十種の大合唱が聴けました。

 羽根や足を擦り合わせる「発信器」の動きは一秒間に数十回? 
若林が飼育お休み中なので止まっていますが、2005年に九州芸工大の院生と超高速度カメラで撮影して解明しよう!の話も出ました。

 いずれにしてもその発信のスピードたるや「生き物」の域を超えています。
突き詰めれば人間でさえ「電気信号」で生きている訳ですが、意志や筋肉の「動き」などのレベルを越えた「鳴く虫」の発信装置は正に「エレクトロニカ」
 これが若林のmixiのコミュニティー「鳴く虫エレクトロニカ」
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1242020
のテーマです。

 ところが、鳴き方の下手くそなキリギリスに「おいおい、そんな事じゃメスにモテないよ」と励ましながら、美声で歌が上手いキリギリスの隣に籠を置いてみます。 十日もすると「歌を学んで」上手になります。
 意識や頑張りでは変えようのない筈の「超高速振動」にも関わらず。「よっしゃ!上手くなったるわい!」という気持ちが作用する。
「エレクトロニカ」と「気持」のつながりの原点を見ました。

 
 「スローミュージックで行こう」(2005年11月岩波書店)に書きました。
人間が楽器を発明した原点のひとつに「鳴く虫」や「小鳥」の模倣が有る事。

 すなわち「民族音楽」の原点の先に居た「鳴く虫」達が実はエレクトロニカ・ミュージックであるという定義です。
「ならば民族音楽と相性が悪い筈がない」と、やってみたら、やっぱりでした。
 パッと見、流行音楽のコラボレイションに映るかも知れないのですが、目指しているところはそんな究極のNativismなんです。

 「未来樹」では、grafのプロデューサーでもあるDJ-Cunta氏とのセッション
「Cunta-Waka」で「エスノ・エレクトロニカ」を具現しています。

 【Transmission】

 若林忠宏&民族音楽センタープロデュースのライブ・イベント「Transmission」は、2007年4月、福岡市中央区赤坂のライブハウス「Dream Boat」でスタートしました。
Vol.1に出演した若林忠宏&民族音楽センタープロデュースの楽団は、インディアン・サイケデリック楽団MISRAMとEthnic-Jazz-Trio「CHI・WA・WA」。ゲストは佐賀出身のギター弾き語り「がーすけ」君。

 これもコンセプトの原点は「スローミュージックで行こう」(2005年11月岩波書店)にあるものです。

 古代に音楽は「薬」であった筈。
それが何時の時代にどのように「効能」を失ったかを「スローミュージック」の提議と共に綴っています。

 音楽が氾濫し「薬」としての効力が失われた今日。「音楽の力」の再認識が求められている。

「心に届く音楽」「命の音楽」とは、どんな音楽か?

 それは単純にメッセージソングや演歌ではない筈。
 それを「伝える事」「感じる事」は、それこそ30年以上も中心的なテーマだったかもしれません。俳優だった父親の「台詞の稽古」を聞いて育ち、想い、考えた幼少期を含めれば40年以上かもしれません。

 「心に届く」「頭で理解する」それ自体がそもそも「何」なのか。 

 確かに「何も伝わって来ない」「何も残らない」そんな音楽はたくさん有ります。

 売れているポピュラー・ミュージックに多いかと思えばそうでもなく
むしろ民族音楽系に少なくないと感じるのは自分が長く関わっているからだけではないと思います。
 「民族音楽は土から離したら命を失う」それに尽きる話です。

 むしろポピュラー・ミュージックの方が生活感が実体的な分、心や命があるかもしれない。
それに対して「民族音楽」の場合、民族楽器の「音色」や民族音楽の手法自体が持っている「個性」があまりに強過ぎて、その先の「心」に到達しない。
 
 エスニックフードが辛かったり、香辛料がキツかったりと似ています。
その先の「味」「コク」までたどり着く人はなかなか居ない。「同じキーマカレーでもこのお店の場合は!」とか「同じお店なのにコックさんによって」とか「日によって」の域まで味わう、分る人は少ない。「ジャンル」の落とし穴かもしれません。
 このままでは「民族音楽」もいずれ「飽きられる」
それどころか「音楽は薬である」という事に立ち返る最大のチャンスを失ってしまう。
 

 ライブ・イベント「Transmission」

 頭を通り過ぎる音楽

 その場で理解したり、感動したり 
 それではありきたり。 すぐに消えてしまう。

 「通り過ぎる感覚」

 それに何かの糸口を見い出さんとするイベントです。

 「何なんだろう?」と思いながら聴き、何かが気がかりな感じで残る。

 「伝わらない音楽」「味気ない音楽」
 「伝わる音楽」「分る音楽」

 そのどちらでもない第三の音楽を目指したいという

 ある意味無謀な、ある意味過酷な企画です。

 

【Tetraptera】

 「Tetraptera」は、ラテン語の「学名」
Oenothera-Tetraptera  「月見草」のことです。
 さらに遡ると古代ギリシア語でTetrapteraは「四枚羽根」

 トンボや蝶などの昆虫を意味しています。

 「Transmission」が「第三の音楽」を追求するものであるならば、
「Tetraptera」は「第四の音」を探求し、さらに「四つ揃っている」
ことを目指します。

 音楽に於いて「四つ」は様々なものがあります。

「旋律・メロディー」「律動・リズム、ビート」「和声・ハーモニー」
この三つの基本を「三次元」に例えるならば「四次元」は「時間」
これも「スローミュージックで行こう」にて提議しましたが、
「時間を感じさせる事と、感じさせない事」「時間を長くも短くも感じさせる事」
それが「音楽」の忘れられかけた「力」のひとつです。

 「ドローン(基音持続法)」も「第四の音」と言えます。
同じ音がずっと続いている。メロディーもハーモニーも無い。
究極のドローンはリズムさえ感じさせない。
 
 「ドローン」はある意味「ノイズ」にも似ています。
「エアコンの音」や「冷蔵庫の音」
 それらのノイズは「人間の耳」は勝手に「認識」から外します。
つまり「聴こえなくなる」のです。

 これを逆に考えると「聴こえない音」というものも存在する筈
というまた別な「第四の音」の存在に気付きます。

 聴こえない音は、人間の可聴範囲を越えた高周波や低周波もあれば、
「余韻」のさらに先、あまりに微細で「実音」としての力を持たない「振動」もあります。
 
 ヒンドゥー教では「宇宙のヴァイブレイション」を説きます。
楽器や声などは、その「受信機」
 聴こえない音「アナハタ・ナーダ」が「受信機」を通して、聴こえる音
「アーハタ・ナーダ」に代わるのです。

LIVE-Event「TETRA-PTERA」

 このイベントでは、既製の音楽ジャンルや、ライブプログラムを越えた
ユニークな音楽をご紹介する事に努めます。

 

【スローミュージックCafe】

 2004年春に書き上げながら、ほぼ一年お蔵入りし、その間に九州に通う様に成って「民族音楽は土から離したら命を失う」という大きな原則を確信するに居たり、編集者さんをして「この章があってこの本は意味を持った」という最終章を加えて2005年末に岩波書店から出版された「スローミュージックで行こう」

 著者若林忠宏がその想いを込め、責任監修するライブ・イベントが「スローミュージック・Cafe」です。

「若林忠宏:世界の民族音楽コラージュ&オムニバス」
 のサブタイトルにあります様に、様々な「民族音楽」をオムニバスしてみたり、コラージュしたり、コラボレイトやセッション。フュージョン、実験的な試みを通しながら「民族音楽とは何か」。ひいては「音楽とは何か?」を模索するものです。

 「スローミュージックで行こう」(2005年11月岩波書店)で「定義」否、「提議」した「スローミュージック」とは? 
 それは同著を熟読して頂くしかないのですが、簡単に言えば「ファスト・ミュージックの逆」

 「逆」とか「アンチテーゼ」では言いたい事、伝えたい事の本質が理解されない。
そう思いながら敢えて言いますが「スローフード」が「ファストフード」に対抗して生まれた「言葉」であり「志向」であり「ムーブメント」であり。「スローライフ」というものさえ提言されるのであるるならば「音楽」も同様な筈。 
 むしろ普及性と浸透性が高い文化である「音楽」などは、最も語られてしかるべき。

 ところが「スローミュージックで行こう」が出版されるや否や、巷で「「スローミュージック」と銘打ったイベントが乱立。
 その99%が「まったり聞く」「気楽に聞く」

 それでは「ファスト・ミュージック」の極みではないか!

 と言う声は、何故か盛り上がりません。

 と言う事は「スローミュージック」という言葉さえもいずれ「黙殺」されて行くのか。

 ファストフード

 今更言う迄もなく、「誰もが、気楽に、より安く、より容易く」
 「何時でも、何処でも、早く、同じ品質を、安全に」

 「安全に」というのが曲者。「誰にとって?」というテーマもあります。
スローフードを学べば、ファストフードが如何に「無理」があり、その「無理」の為の「歪み」が如何に「環境を破壊し」ひいては「危険」であるか。

 ところが「スローフード」でさえ「手間ひま掛けたもの」程度にしか理解されていなかったりしますから「スローミュージック」が理解されるのはもっと大変かもしれません。

 

 LIVE-Event:スローミュージック・Cafe

 「これぞ!スローミュージック」という音楽を「はい!どうぞ」と提示出来る訳ではありません。
 「スローフード」でさえ同じ。

 本当の意味で「スローフード」を体感。 吸収する為には、
少なくとも五年は「ファストフード」を絶って少しでも「身体を治す」必要があります。

 それを「音楽」に求めたら大変です。

 もしリスナーさんがそこまでしてくれるのなら。
 演奏家も最低「二ヶ月は山に籠って」修行し直す、リハビリする、研ぎすまされた感性を取り戻す、必要があるでしょう。

 その意味では「責任監修」でありながら、はなはだ半端ではあります。
それでも「何か違う」という感想を貰うところには至って居ます。

 音楽のジャンルよりも、演奏家の「音楽姿勢」
 「あっ!この人は!」と思える演奏家を紹介する事に努めます。

 そんな演奏家も、出逢いの時点で何かを暗示していると直感した人に限ります。だから「ジャンル」でもなく「コラボレイション」の妙でもありません。

 問題も沢山あります。 自分に対する戒めも歯痒さも。

【LIVE-Event考】

 1978年、東京吉祥寺に日本初の民族音楽ライブスポットを開店させました。
若干21歳の若造の私は「音楽の広場」「民族音楽との出逢いの場」を夢見ていました。

 ある意味それは十二分に果たされたかもしれません。
しかしその後重くのしかかって来た「責任」「後悔」「挫折」は、今思えば始めて三ヶ月〜半年で見えていた事かもしれません。

 「アジア音楽祭」「インド音楽祭」を1978年1979年に毎月の様に企画。
ところが演奏家が居ませんでした。
 当時の関東に居た「民族音楽系」の演奏家は、ほぼ全員に出演してもらいました。
中には大変感性豊かな方も、本物に成り得る基礎を持っている方も居ました。が、全体の平均値があまりに低く。「何処そこで修行した」と言いながら日本人の嫌らしさが先に立ったり、感動しない、心に伝わらない、どころか「音楽」にさえなっていない。
 「勿体ない」「これではいけない」

 と自らの修行に拍車を掛けると共に、後進の育成。否、舞台で演奏出来る即戦力の育成に努めました。 本当はそこで一旦店を閉め、五年十年、改めて準備期間を設けるべきだった。
 本気でそう思うと同時に、あの中でもがきながらやってきたからこそ得られたものの大きさも痛感します。

 その後の日本の「音楽文化」は如何に発展し、どれほど問題に気付き、どこまで改善されたか?  言う迄もなく、悪化の一途でした。
 
 にも関わらず2007年、再びLIVE-Eventを始めたのは何故か。

 少しずつではありますが「これではいけない」と思うリスナー。演奏家が現れ始めているから。

 しかしEventのコンセプトが全ての出演者に十分に理解され、賛同されているか?
リスナーさんも同様に理解しているか? 賛同しているか?
 
 これは一気に達成出来るものではないでしょう。
むしろ演奏家もリスナーさんも半信半疑。 その中で企画者は重い責任を背負いながら、日々少しでも形にせんと頑張るしかない。

 Eventはある意味「パッケージ」であり、ある意味「流通手段」
製品である個々の「音楽」全体の品質が上がる為には、発信者の意識改革と同時に受け手の意識改革、全体の成長が必要であり、それにはもどかしい程の時間が掛かります。

 そもそも若林自身「パッケージ」には無頓着ですから、大きな矛盾です。
「パッケージ」が高じて「カタログ通販」の様になってしまったらそれこそ「真逆」の感覚です。

 「聴いて分らない者には説明しても無駄」
 「言って分らない者は待って居ても無駄」

 これも本音です。

 がこの本音に従えば「岬の先」に独りで住むしかない。

 「教わって気付く人も居る」「比べて分る事も有る」
 「やってみなけりゃ分らない」
 「やってゆく内に育って来る」「だんだんと気付いてくる」
 「振返れば功績は有るけれど、眼前には道は無い」

 「岬の人」の存在理由に立ち戻って。

 あの20年間の挫折を再び繰り返すかも知れないと思いつつも

 感謝と使命感というパラドクスを抱えながら
 相和すことと群れないこと ブレない事と尽くす事

 両極端の混沌から逃げずに

 ひたすら頑張るしかない。

 すでに現れている様々な矛盾、歪み、誤解、不理解を抱えながらも
 「揺らがぬ信念」とは言いながら
 夜中の大海原を南十字星を頼りにする様なもの
 曇り空には見失いかけます。

 それでも毎回 本番直後には 今迄得られなかった様な達成感
 それでも毎回 本番が近づくにつれて感じる焦燥感

 人を頼る事 頼れる事への感謝 
 甘える自分への戒め 恩義で見逃せない問題点

 そんなものをたくさん抱えながらも
 それでもEventが楽しかったら 「今迄にない充実感」と言われたら

 もしかしたら凄いかもしれません 更に頑張れる事でしょう

 最も近いLIVE-Eventが明日に迫りました。
 
 6月17日(日) 「LIVE-Event:Tetraptera」
 福岡市中央区赤坂「Calloway」
  Accoustic、Native、Spiritual 
 出演:キューバSon楽団「Conjunto del Chicorro」/Aco-Guitar-Duo & WAKA「Trio-Shurti」/Ancient-Future-Music「柘榴(Zagros)」/パーカッションEnsemble「Dum-Dum」CHANG&WAKA
 \2000(1d付)/開場18:00/開演18:30〜21:00
 福岡市中央区赤坂1-11-17 赤坂ウィングアネックス2F
 Tel:092-771-2006

 明日も一日 音楽出来る事への感謝と感動をもって
 出演者全員 お客さん全員に伝えられる様
 心行く迄楽しく演奏致します。

 どうぞ宜しくお願いします。

 

 

 6月17日(日) やられました
    6月17日(日)昼のアジア美術館「あじびホール」での賛助出演と夜の自主イベント。
 素敵な音楽と嬉しい心も一杯ありましたが、心配していた部分は見事に惨敗。
 「やられました」

 夜のライブイベント「Tetraptera」の記念すべき第一回目は、来てくれたお客さん、お店のマスター、そして出演者のほとんどが絶賛する音楽的内容! 
 ほとんどが「良いライブだった」と笑顔で帰って行ったほどの。
 しかしお客さん集めは久々の最悪な結果。あれでは、せっかく来てくれたお客さんも恐縮したり、ノリキレなかったり。と思うと申し訳ないです。

 ライブイベントの弱点。矛盾点。自分自身の甘さ、半端さに完全に「やられました」

 もしかしたら、かなりに良いコンセプト? もしかしたらかなりレベル高い?にも関わらず「チケットノルマ」を課さなかった。
 どの楽団も正規メンバーを引き受けた段階でコンセプトを理解し、望んで参加した筈なのだから、もっとお願いして良かったのだけれど、自主性に期待してしまって。
ところが「やってみる迄はどんな音楽だか分らないから友人を連れて来れない」というのがメンバーの正直な状況。既に何回もライブをしているラテン楽団の方は「友人は皆サルサを踊る仲間」踊れないライブには誘えない。出演楽団五つ総勢10名。みんな声掛けはしてくれたのだけれど、来てくれたメンバーのお客さんは一人のみ。

 そもそもそれぞれプロ、セミプロで頑張っている面々。アマチュア・ミュージシャンの様に知り合いを呼んでいる段階じゃない筈。これも大きな「矛盾点」
 しっかりした力を持っている演奏者なのに、音楽ファンの間で評判となる迄は手配りでチラシを配り、友人を呼び、相乗効果で流れを作って行くしか無い。

 「ライブ・イベント」の大きな問題点にも「やられました」。
 東京でも「お目当てのバンドを聴いたら帰ってしまう」そんなお客さんが多い。身内で成り立っていて、他のバンドを聴いてファンになったりする事が少ない。ならばイベントという「パッケージ」も成り立ち難い。パッケージのコンセプトが伝わる事が難しい。レーベルだったり、少しでもメジャーだったりすると変わって来るけれど。それではカタログ的。 ジャンル、イメージ先行。 新しい事、良い事が出来づらい。

 午後の賛助出演のコンサートで告知させて貰う期待も大き過ぎました。
「日本の第一人者」だから在福の応援者さんが沢山いらっしゃるのだろうと思っていたのですが、頑張ってくれている若者が一人居るのみ。
 二割は若林のお客さんでした。結局、自らで昼と夜にお客さんを分けてしまいました。
否、むしろ午後のコンサートの方がキャパが大きい分、自分のHPでも、ブログでもそちらを優先して宣伝しました。 だから午後のライブに来てくれたファンの方々、応援者さんの方が多い。
 その人達が充分楽しんでくれたのなら良いのだけど。HPにもブログにも「冒頭のソロと共演の二曲のみ」とは書いてありましたが、やはり皆さん物足りなかった様です。それに加えて.....。

 ゲストの若林がMCをする状況や流れ段取りの問題もありましたが、それはどうにでもフォロー出来ます。しかしシタールSoloの時に楽屋から笑い声が客席に聴こえて来た事に応援者さんはかなり憤慨していました。

 「第四の音」「第四の音楽」を模索し、「四つとも揃っている事」を目指すライブイベント。
「Tetraptera」

 その第一回目の素晴らしい内容は、追ってご報告致します。
 その素晴らしさとセットで表面化した様々な問題点。今は、これを語らずにいられない。
もちろん自分の責任、至らなさ、力不足への戒め反省は多々あります。
 が、そんな状況の中で頑張ってくれている仲間達の力を更に結束して行けねばならない。
何らかの解決策を見出す為に、問題提起せざるを得ない状況です。

 問題提起せねばならぬ事は、楽屋から聴こえた声とその後の話し。そしてその問題の背景。
 「雑音」は、若林自身が遮断すればお客さんにとっても気にならない。大丈夫と思っていました。 
 長野佐久の西友デパート特設会場での演奏のこと。若林が演奏に入り込んで。お客さんをも引っ張り込んでいて「迷子のアナウンス(緊急放送は遮断出来ない仕組になっているので)」に誰も気付かなかった事があります。
(それはそれでマズイ?)
その様をびっくりし感動しながら語ってくれたのは、独り客観的だった受付のスタッフさん。
 
 その時以来、雑音は怖く無いと思っていました。
 しかしながら今回は力及ばず。若林の演奏を聴きに来てくれたお客さんが異口同音に「あれは無い!」と言っていました。

 本番前、楽屋に数名のミュージシャンが居ました。
若林も何度か一緒に演奏した事があった人達。 地元の人も居れば、関東、関西から移住した人も。アンビエント系? 民族音楽系? 伝統民族音楽を演奏するのではなく「民族音楽風」に民族楽器を演奏する人。それだけで生活している? それを中心に生活している? 他にお勤めがないならば「プロ」? 

 彼らが来る事は数日前に聞いていました。演奏者の一人と知り合いだから「演奏会に行きますね!」と。
 私は普通に「ありがとう!嬉しいね」と答えました。
 そして当日。彼らが受付に来た時? 出演者に聞かれました。「若林さんに招待されたって来てるけど」
 びっくり!   招待した覚えが無いので「招待してません」ときっぱり。

 吉祥寺でライブハウスをしていた時も、そういう事はちょくちょくありました。
開場前に来て「知り合いだからちょっと挨拶しに」と言うので、お通しする。ところが開場後には帰ってしまう。普通に時間が無いのかと思う。
 それはそれでしかたがないけれど。 開場してからもそのまま楽屋に居たりする。演奏者と知り合いだろうが主催者と知り合いでもなく、招待されていないなら開場時には表に回って列にならび当日券で入るのが普通。そう思っていましたが、開場前に来る人達って大概そのまま。
 私の店での場合。開場時になると「じゃあ帰ります」と。ところが店の入り口でずっと聞いていたり。中には客席に居たり。後日「帰った」と言い張りながら客席も撮った写真にしっかり写っていたり。音楽を聴くならまだしも、聴かずに自分の演奏会のチラシを帰るお客さんに手渡していたり。

 民族音楽系に多い。

 昔から居たある種のタイプ。 ごく一部の人々。そう思いたいのは山々。
 ところが中々淘汰されないどころか、民族音楽系の中心人物に少なく無い。日本の伝統邦楽や西洋クラッシック音楽など「敷居の高い」「しきたりの有る」音楽と比べて「気楽」な音楽が「民族音楽」の様な不思議な風潮。

 「飛び入りしたい」と言うので迎えた事もあります。
セッションもしました。 
 演奏後、気付けば入場料も払っていないし、お店のオーダーもしていない。
 生活が苦しい? それを言ったら皆同じ筈。 まる一日費やして、開場前に来る位だから時間がある分羨ましいと思う。 それほど音楽が好き? 仲間が大切? なら開演して何故楽屋で大声で話す? 若林の演奏には興味が無い?

 午後の演奏会には、新楽団のメンバーも来てくれました。 夜はどうしても来れないから、と。演奏会企画のお仕事の人は、昼も夜も来てくれて「今日は丸々若林さんDay!」と。
 ステージからお客さん全員のお顔に御挨拶すれば、私が「お父さん!」と慕っている方のお顔が。在福の世界各国の外国人にとても慕われている人。私よりも前にインドでシタールを聴いた人ですから「ワールドミュージック」どころか「民族音楽」という言葉も無い頃から。
 福岡のエスニック文化シーンで、コツコツと努力している人々をずっと応援している人。

 始めて拝見したお顔なのに満面の笑顔のお客さん達。きっとTVで観てくれた人? 著書を愛読してくれている人? ずっと興味が有って始めて「生演奏」を聴けると楽しみにして来てくれた人。メインの楽団のサウンドチェックが長引いて段取りの打ち合わせもなく。結果として「慌ただしくちょこっと演奏して居なく成った」の様な事になってしまいました。

 

 それでその日は終わったかと思ったら、夜の自主企画ライブイベントの開場前
 関係者の一人が「招待客が居る」と。名前を聞けば彼ら。きっぱりお断りしました。
 「今回集客が芳しく無く、招待する余裕が無いので」という言い方が出来ない。
午後の事があったから。イベントの主旨に賛同して貰いたい思いがある出演者に言われたのが悲しいから。 そんな感情を殺せない。 この歳になっても、相変わらず。
 後々面倒な事になる。そんな繰り返しなのに。上手く流せないどころか
 「聞きたいならばお客さんで来るのが同業の礼儀」と、更に一言多い。
数日前、その出演者に「同報メールは失礼だ!」と叱られました。ライブイベントの出演依頼。「この方々に出演を依頼しています。スケジュール的に可能な方、宜しくお願いします。」のつもりが言葉が足りない。 想いは伝わっているという「甘え」。「誰でも良い風じゃイベントのコンセプトも如何ばかりか?」とのご批判。 反省し、丁重に謝罪しました。
 この事は載せてないつもり。 載せていたら「更に三言」多かったに違いない。

 最近、若林のLIVEにちょこちょこ来てくれる音楽関係者さん。ご自分でコンサートの企画もされ、方々に挨拶やリサーチに行かれるからとても忙しそう。
 なのに、何時も早く来る。 開場前に。 主催者さんにきちんと挨拶をして私を呼び出してくれて、演奏前に励ましの言葉をくれます。夜の演奏会でも開場前に来てお店と出演者に挨拶してくれて。その後は邪魔にならない様に退席して開場後にまたお客さんとして来てくれます。差し入れも頂いちゃいました。 ありがとう。

 大分から来てくれた出演者。
 リハーサルの時もそう。 交通費を割り勘しようよと言う度に「好きで来ているんだから」「仲間に会いに来て演奏させて貰って、むしろ申し訳ない」と言ってくれる。民族音楽系の生楽器音楽をする様になったのは最近の事で、別な音楽では第一線の人なのに。
 謙虚で温かい。

 ラテン楽団のメンバー。 プロの音楽家さんもお勤めのセミプロもみんな忙しい。音楽教室で教えたり、お勤めが残業だったり。メンバーが揃わないので、今回もまた急遽新入メンバーが増えました。先月の新入メンバーが曲の説明をしてくれて、昼前からメンバー宅練習室で若林抜きで三時間もリハーサルをしてくれて。

 そんな彼らを裏切れない。
 「あの人達」を快く招待していれば、今後も各所と良い感じに? みんなから慕われて?
それで成功する方が「彼ら」の努力や温かい想いに報いる事になるのかもしれない。
それが出来ない。それは自分勝手なこだわり? 意地? 自己満足?

 
 もうひとつの問題点

 会場がどんなであれ、お客さんが多かれ、少なかれ、その日の湿気や温度がどうであろうと。
同じ様にサウンドチェックするプロ。リハーサルで丸々一曲通すプロ。
「ちゃんとやりたい」と言うけれど。 「何」を?

 必要以上にマイクを立てる。 「聴こえない音」など「聴こえない」まま。お互いで音量を上げる。「聴こえた音」さえも掻き消される。出ていない音や聴こえない音、波動や気やオーラで感じるリズム感が無い。その分音量を上げる。
 お客さんが入っていないのに細かく音質に注文をつける。それが「プロの仕事振り」と疑いもしない。 むしろそこで「プロらしさ」を見せつけるかの如く張り切っている。
 しわ寄せは裏方さんに。 慣れない現場の若いスタッフ君だと恰好の餌食になる。

 生音の力の無さをマイクでカバーしている事に気付かない。マイクが近過ぎる。取り込む空気の量が少ないから広がらない。届かない。 「音圧」だけが耳をつんざく。それも音響技師の腕の問題にされる。庇って励まし、暗示に掛けた若いスタッフ君が、そのまま素直に育ってくれると良いのだけれど、そんな現場の技や、かけひきだけ上手になって行く人も多い。

 既にチャンネルを使い切っている中で、最後のチャンネルが通じなくて、残り10分与えられたサウンドチェックの時間、開場を遅らせても実質数分も無かった。その中で励ましながら、本番を想定した音作り。それで足りない分は、演奏でカバーするしかない。
 100人位の会場では、MCで敢えてマイクを使わない。もしくはマイクを離して使う。お客さんはその分「聴こう」としてくれるから、演奏に入ってもマイク依存率を下げられる。

 それでもトラブルは起きる。 
 音響畑の人は、音響の責任を問う。 それはそれでプロの世界。 それはそれで良い。
でも根本的な原因。演奏者の勘違い、力の無さを問う人は居ない。
 不思議な事に、裏方さんに好かれる僕の時に限って、ジンクスの様にトラブルが起きる。
甘えさせた? そんな事はない筈なのだが。 

 まだまだ沢山有る、音楽のプロの現場でのおかしな事。
誰も問題にしないし、むしろ「言った者」「やった者」勝ちの世界。勘違いのプロを批判する人も居なければ、淘汰もされない。 
 それどころか、業界?はそんな「発言力」のある人になびき易い。 吉祥寺の店の入り口で側耳立てて聞いていた人が、大手出版社がら「民族音楽」の本を出す。 生徒さんが持って来てパラパラ読めば、僕がレッスンで語った事ばかり。それをネタに現地取材して自分の視点の如く。分る人が見れば大きな「ミッシング」が有るけれど。分る人が少ない。

 そんな人達の「音楽」そんな人達が語る「音楽」
 本来ならばそれで「音楽」に興味がなくなる人、感動しなくなる人が増えても良さそうなのだけれど。その分気楽に楽しめていたりする。