雑木林 (昆虫飼育のページ)

   
 

そもそもの始まりは。
飼育最新情報2004年4月6月8月9月
吉祥寺の雑木林の住民達
2004年7月雑木林管理人の勝手な思惑
「民族楽器と昆虫の素敵な関係」
「民族音楽と昆虫の寂しい関係」
2004年夏の想い出
2004年秋・虫の声


  そもそもの始まりは.   ようするに子供なんです。単に。
   子供の頃僕は、給食目当てに学校に行き、春から秋の放課後は近所の畑や雑木林で昆虫採集、冬は割り箸細工の船作りに夢中のオタク少年でした。「巨人・大鵬・卵焼き」の時代でしたから小学校にサッカー部が出来るかどうかの頃、役者だった父が日曜にキャッチボールを付き合ってくれるという経験も無く、グローブを買うお金もなければ自然にオタクにならざるを得ない状況でした。小学校の頃は昆虫学者に成るのが夢だったのが、母と妹が障害者だったので、早く大人にならなくては!のプレッシャーがのしかかり中学に上がる頃には、「虫いじり」は卒業したはずでした。
 僕と一歳違いの映画俳優ブルース・ウィルスの映画『キッド』では子供帰りの象徴はブリキの模型飛行機でしたが僕の場合は一匹の黒猫、その子と暮らすようになって、蘇った僕の生き物好きは民族音楽ライブスポットが20年の歴史に幕を閉じ、日本の文化や音楽をやる人たちの雰囲気に少なからずメゲて、無理をして来た自分にもくたびれた時だったのかもしれません。映画『キッド』と同じく「捨ててきた何か」を心の何処かで探し始めたのかもしれません。
 始めは、日本産淡水魚飼育だったので、普通に育てればそんなに繁殖するものでもありません。水槽の手入れ位なものでお気楽な趣味でした。ところがホームセンターで流行のクワガタ飼育の雑誌でムラムラとしてしまったのです。昆虫飼育って飼いっぱなしかと思ったら「累代飼育」と言うもの凄い世界があったのです。流行のクワガタ飼育の場合は、大きさや難しさや珍しさが取りざたされますが、僕の場合は昭和30年代アゲインがテーマですからカブト虫やコクワガタ、ノコギリクワガタなどの東京の23区にも居た日本産の普通種でした。それが高じて今では、中野の専門店「むし社」のスタッフも呆れるほどの種類と数になってしまいましたが、そのいきさつや言い訳はともかくとして、このコーナのテーマは、昆虫飼育のノウハウと、大義名分の構築です。「自然に生きているものを勝手に採ってきてペットにして」と昆虫飼育は民族音楽という20年前は理解者がほとんど居なかった音楽の生徒さんにも不評です。それについての反論は無いのですが、昆虫に興味の無い人、むしろ嫌いな人で、僕たちの昆虫飼育を良く思わない人たちが、何気に洗剤やトイレ洗浄剤などの選び方や消費で昆虫や水性動物の絶滅を助けているのも事実です。そんなことについて皆さんのご意見をいただきながら、経験を積んでゆければ幸いです。最終的な夢は、昆虫保護区の一坪地主の会とか、都市のビルの屋上のビオトープ開発を子供とお年寄りで行うとか、いろいろ考えています。現在の一般の理解も行政の自然保護の感覚もかなり危険な間違いを犯している辺りについては、出来る限り早く訴えたいとも思います。が、その為には何をどうすれば良いのか?を言えるほどの経験と知識を見に付けなくてはなりません。

写真:グラント白カブト


  【吉祥寺ミニ雑木林・最新情報】
  2004年4月2004年6月2004年8月

 2004年4月 今年も2月に急に暖かくなってやっぱり直翅目が孵化し始めてしまいました。でも昨年の失敗(孵化して数日で急に寒が戻って小さな幼虫が死んでしまう。境目は20度)があったので室内で保湿と換気を確保してすくすくと育っています。昨年劇的な出会いで師事させていただく幸運を頂きました昆虫飼育の師匠,杉本武先生のご指導のお陰で、飛躍的に寿命も延びたため、浜松のタイワンクツワムシは3月末まで生き延びて、なんと親子の対面を果たしました。これもうっかり保温をしたまま演奏に出かけてしまい孵化してしまった、ヘラクレス大カブト虫は20度を下ったところで仮死状態になりました。ヘラクレスは蛹の時期も長く、孵化してからの活動も遅く、泥喰いクワガタ並みだと痛感しました。などなど追ってご報告致しますが、今年は昨年の長梅雨と冷夏でさんざんだった分頑張って山に林に繰り出したいのですが、一昨年演奏に伺った長野県佐久市のアオカナブンが産卵せずに死んでしまった悔いが残ります。昨年は富士山まで行ったのに冷夏で時期が合わず出会うことさえ出来ませんでした。アオカナブンの発生状況を教えて下さる方がいらしたら、大恩人です。

                写真:自然下ではありえない、タイワンクツワムシの親子対面


【吉祥寺ミニ雑木林・最新情報】2004年6月
   2004年6月。 直翅目と日本産カブトムシ、外産カナブンの羽化ラッシュも一段落。やはり昨年事故った直翅目のススキ産卵系はススキの鉢40個分全滅の様子。土中産卵タッパー50個分が全く羽化せず。全国各地の10数種類が....。昨年羽化迄成功した、静岡のオナガササキリ、相模川のササキリ、筑波のツユムシ、多摩のコバネヒメギスなど、三代目(F2)が得られなかったのが特に残念。累代飼育術が確立したのかしないのかも分からなくなってしまいました。
 カブトムシの方も富士宮の二世はオッケーなのですが、我が家で一番長い、僕の昆虫飼育が始まった年の小金井と筑波の一家は三代目で全滅、かろうじて和歌山が数匹。このページがあること事態が気重の春でした。
オオクワガタ/ツノボソ やはり事故で昨年産卵分が全滅。5月に新たな能勢産で再開。
クルヴィデンス 産卵が遅かった為か、事故を免れて14頭産出。
アンタエウス/ホペイ 我が家の多産一族だったのが、2003年分はほぼ全滅。
コクワガタ 我が家のクワガタ一番の古株。2003年分は全滅。幸い親が数頭健在。
大東ヒラタ 僅かに羽化。赤色が維持出来ました。
先島ヒラタ/対馬ヒラタ そこそこ羽化しました。
マレイヒラタ 産卵したかも不明の全滅。
スマトラ/セレベスヒラタ 若干羽化。雄雌のバランスが悪く、どうしようかという所。
パラワンヒラタ 多産の雌に出会えたからか、10頭産出し、大型が羽化。
大王/アルキデス 3年がかりでF1産出出来たのが途絶えてしまった。
ユーリケ/ライヒ 3年がかりでF1産出出来たのが途絶えてしまった。
タウルス 5月に再投入。
パプワヒラタ 10頭も雌ばっかり。どうしましょう。
国産ノコギリ 2002年羽化の大家族が、全滅。幼虫も若令でダニに。
ヘラクレス・オオカブト 生き残り幼虫は続々羽化。
ヒメカブト 生き残り幼虫は続々蛹化。
館山カブト 2001年の一頭の雌のヤシャ孫が13頭。
和歌山カブト 2001年の子孫が若干。
多摩カブト 2003年の子孫が若干。
富士宮カブト 結構沢山生まれて、裏庭の特大産床へ。
クツワムシ 静岡、筑波、多摩が若干孵化。
タイワンクツワムシ 浜松、かなり順調に孵化。
林のウマオイ 調布、埼玉ともに順調に孵化。
畑のウマオイ 浜松、かなり順調に孵化。
スズムシ 館山の生まれて初めての天然スズムシが順調に孵化。
コオロギ 千葉、府中、鎌倉のミツカド、オカメ大量に孵化。
   
【吉祥寺ミニ雑木林・最新情報】2004年8月
   2004年8月の吉祥寺ミニ雑木林では、7月からの猛暑と、エアコンの不調(完備してるのにブレイカーの容量が足りず全部使えない)で若干のトラブルがありましたが(淡水魚は大打撃です。)、昨年の事故から徐々に立ち直りつつあり。5月に新たに投入した昆虫類が立派に産卵してくれていたりしました。
 
オオクワガタ系(所謂ドルクス系)は、昨年の事故で2003年分の産卵が壊滅してしまい、昨年末と春の産床投入の結果が出たもののみです。新規のクルヴィデンスが多産だったのが嬉しいところ。欧州が絶えたのは悲しい。ホペイとパリーは2002年からの系譜で成虫が頑張ってくれています。   コクワガタ系これも(ドルクスですが)はこの夏の酷暑でヒメオオ、アカアシ、スジクワの入手に積極的になれなかったのが残念です。代わりに各地で自分で採集した想い出深い普通種コクワの産卵が楽しみです。多摩の系譜(表でF3とWildが逆)は飼育再開の年からの系譜です。
 
国産ヒラタの雌が採集も、親しいショップでも得られず中断しています。東南アジア種は毎年改善されていますが、湿度や温度の種別管理も大変です。が、それ以前に雌の当たり外れが大きい気もします。   三年悲しい結果だったパラワンが多産で、大きさ追求してないのに75mmは当たり前というのが嬉しいです。多産のパプワの生存率も良い様に見えますが、全部雌なんです。どうしましょう。
 
ミヤマ系は、やはり酷暑にしりごみしてしまいました。本土ノコも今年は出回りが少なくないですか?虹色が三年目でやっと生んでくれました。   子供の時以来の昆虫飼育復活の年の館山と和歌山のカブトが継承されているのが嬉しいです。和歌山が激減しているのは血の濃さのような気もしますが、これは事故の後遺症でダニ問題だと思っているのですが。今年自分で演奏旅行の各地で採集した新規カブトの産卵が楽しみです。
 
ヘラクレスはかなり多産だったんですが、昨年幼虫で半減してしまい、データも消えてしまいました。スマトラ・ヒメカブトは弱々しい昆虫なのに頑張ってくれています。特殊な小型種は産卵してくれませんでした。   シロヘリとスミス・サスマタの多産と生存率には頭が下がります。白ヘリは成虫に成ってからも長寿です。血統も衰えていないみたいです。サスマタは成虫はちょっと弱め? ヒラズカナブンの成虫はもっと弱め?酷暑で土繭で羽化して直ぐ死んでしまったものが結構ありました。シロヘリの茶色型は突然変異とか言われましたが、大きさも一回り小さい同じ色が全て受け継がれています。
 
福島の唯一のアオカナブンは先日天に召されました。生んでなかったらまた来年迄お預けです。今年は羽化迄の道筋が出来たので、今度こそ生存率に挑戦です。   今年は成虫の採集に頑張れませんでした。お友達の材割りで偶然出くわした幼虫に期待させて下さい。


【吉祥寺ミニ雑木林・最新情報】2004年9月
   
オオクワガタ  
シェンクリング 幼虫で購入した3頭は順調に成長中
グランディス  
クルヴィデンス

F1の16頭は順調に成長中。

ダージリン・クルヴィ 8月16日材取出し。若令多数。
アンタエウス/ホペイ  
パリーF2 4頭成長中。

コクワガタ(我が家の古株)

F3が7頭生まれました。
コクワガタ(千葉)7/26 7月26日産床に投入。8月25日順調に産卵跡。
コクワガタ(福島)7/26 7月26日産床に投入。8月25日順調に産卵跡。
コクワガタ(名古屋)7/31 8月16日産床に投入。8月25日順調に産卵跡。
コクワガタ(町田)8/1 8月16日産床に投入。8月25日順調に産卵跡。
コクワガタ(八王子)8/3,16 8月16日産床に投入。8月25日順調に産卵跡。
奄美コクワ 2003年10月20日の3頭は1頭失。
大東ヒラタ 僅かに羽化。赤色が維持出来ました。第二弾も産出。
先島ヒラタ/対馬ヒラタ そこそこ羽化しました。
スジブト・ヒラタ F2が8頭羽化しました。元気で良く逃げ出します。
マレイヒラタ 2003年10月の2頭無事に羽化でも、雌のみ。
スマトラ/セレベスヒラタ 若干羽化。雄雌のバランスが悪く、どうしようかという所。
パラワンヒラタ 多産の雌に出会えたからか、10頭産出し、大型が羽化。
大王ヒラタ 第二弾も失敗か? 猛暑の中では産卵厳しいのでしょうか?
アルキデス 第二弾も失敗か? 猛暑の中では産卵厳しいのでしょうか?
ユーリケ/ライヒ 若干羽化したのに、猛暑に負けました。ごめんなさい。
タウルス 5月に再投入。
パプワヒラタ 10頭も雌ばっかり。どうしましょう。
国産・本土ノコギリ 今年はショップでも出会えず。さみしいかぎりです。
国産・本土ノコギリ幼虫 フジコンさんで幼虫購入したもの10頭中6頭羽化。
八丈ノコギリ  
トカラ・ノコギリ 5月10日産床投入。
アスタコイデス・ノコ 7月10日産床に投入。9月成虫まだ元気。
ゼブラ・ノコ 7月10日産床に投入。

パプワ金色クワガタ

7月10日産床に投入。なんと産卵させられず。
虹色クワガタF1 7月26日のF2幼虫10頭中9頭順調に成長中。

ヘラクレス・オオカブト まだ幼虫のも居ながら、8月4日、3ペア産床に投入。
グラント白カブト

8月25日x1♂羽化。他2頭雌蛹化、2頭まだ幼虫。

アトラス・オオカブト フジコンさんで幼虫購入。とりあえず順調。
スマトラ・ヒメカブトF2 8月25日に3ペア産床に投入。
毛深ヒメカブト 5月10日の幼虫、5頭のみだが、順調に成長中。
北鮮カブト 若令幼虫の発見が遅れて、7月26日、2令で9頭のみ。
館山カブト(我が家の古株) F2の4ペアから7月26日F3幼虫が生まれてました。
和歌山カブト(我が家の古株) F3の2ペアから産卵に気づかず,2頭のみ発見。きびしい!!
八王子カブト F1の1ペアから7月26日幼虫多数。
富士宮カブト F1の8ペアから125頭、9月15日順調に2令に。
千葉・長生カブト 7月26日産床に投入。
名古屋カブト 7月31日産床に投入。9月14日若令23,1令16頭。
町田カブト 9月14日若令確認。
   

白ヘリ角カナブン F3の4♀
茶ヘリ角カナブン Wildの1♀から生まれた15頭8♀8月4日産床に投入。9月14日若令多数確認。
スミス・サスマタ

F3の子が50頭近く羽化し、5月23日に投入。F5幼虫多数確認。

四星平頭カナブン F2が50頭近く生まれまたが、羽化した9頭を8月25日投入。
福島カナブン 7月27日投入。9月14日若令多数確認。
福島アオカナブン やっぱり駄目だったみたい......。それとも雄だった?
千葉カナブン・白点ハナムグリ 3ペアと1ペア。7月26日投入。9月14日若令18頭確認。
名古屋カナブン・白点ハナムグリ 7月31日10ペアと5ペア。9月14日若令多数確認。
町田カナブン 8月4日7♀投入。
町田クロカナブン

8月4日1♀投入

北九州カナブン・白点ハナムグリ

8月23日5♀投入。


ミヤマカミキリ 残念ながら♂でした。
八王子クワカミキリ 4卵産卵。
福島弁天山キマダラカミキリ 2♂1♀中、1♂失。8月6日採集のものが、9月14日現在まだ元気に交尾。

多摩川キリギリス 8月5日2ペア・ペアリング。8月25日産卵確認。
調布ヤブキリ 8月4日頃交尾確認3ペア。
横浜ヤブキリ 8月9日産床へ。
八王子ヤブキリ 8月31日産床へ。
多摩川ヒメギス 8月25日産卵確認。飲み水に産卵してしまった。
千葉・長生ヒメギス 8月25日産卵確認。
福島ヒメギス 7月21日産床。
横浜カヤキリ 8月9日ペアリング。9月10日産卵行動確認。
静岡ヒメクサキリ たった2匹の幼虫が上手いことペアに。
多摩川クサキリ  
福島クサキリ 3ペア、7月26日
千葉クサキリ

4ペア、7月26日、

町田セスジツユムシ  
横浜クダマキモドキ 8月9日の唯一の♀、産卵せずに逝ってしまいました。
浜松ハタケノウマオイ F1の5ペア,産床へ。
九州ウマオイ 1♀のみなので鳴き方で判断出来ず。
調布ハヤシノウマオイ F1の5ペア,産床へ。
井の頭ハヤシノウマオイ 1♀のみ、産床へ。
浜松タイワンクツワムシ F1第一陣2♀産卵.第二陣9月初旬羽化始まる。
静岡クツワムシ 猫乱入事故でF1全失。
筑波クツワムシ 猫乱入事故でF1全失。
府中クツワムシ F1第一陣1♀産卵.第二陣9月初旬羽化始まる。
府中ササキリ  
町田ササキリ  
北九州オナガササキリ 8月22日2ペア。
北九州コバネササキリ

8月22日1ペア。

福島オナガササキリ

7月26日2ペア。

福島コロギス 2♀。産卵気配なし。が8月6日採集のものを1ヶ月活かしていること自体初めてのこと。

小倉紫川トノサマバッタ 8月22日3ペア
広島トノサマバッタ 8月26日2ペア
車バッタ 今年はついに出会えず。

北九州マツムシ 8月22日3ペア。
兵庫マツムシ(ショップ購入)

3ペア。9月11日産卵跡。

館山スズムシ F1が10ペアほど羽化し、おそらく産卵して失。
ショップ・スズムシ F1が10ペアほど羽化し、おそらく産卵して失。
今市エンマ/オカメ  
館山ミツカド/オカメ F1がおそらく沢山産卵したと思われる。
習志野ミツカド/オカメ F1がおそらく沢山産卵したと思われる。
鎌倉エンマコオロギ F1がおそらく産卵したと思われる。
相模川ミツカド/オカメ F1がおそらく沢山産卵したと思われる。
小貝川オカメコオロギ F1がおそらく沢山産卵したと思われる。
八王子エンマコオロギ Wildがおそらく産卵したと思われる。
広島タンボコオロギ 6月23日にショップで3ペア購入したのが7月25日頃から100頭前後孵化、9月初旬に早々羽化し産卵しそうです。これじゃ年に何代生まれるのか?始めの親も生きてるので、孫を見るのか?
   
 

  吉祥寺の雑木林の住民達
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