2004年7月、現在の吉祥寺ミニ雑木林,管理人の勝手な思惑


  この夏の目標
 

 この夏は、ひたすら昨年の事故(大失敗)の反省と立て直しです。人助けと虫助けになれば、とアルバイトを雇ったのが、大失敗で、僕が数日おきにチェックして、見た目オッケーな産床が、実は乾燥と慌てた大量の水遣りを交互にやっていたらしく甲虫類はダニが大量に湧き、直翅目は卵も産卵草も秋にはほぼ全滅してたのでしょう。秋から僕が自分でやったコオロギ類とクツワムシばかりが大量に孵化、羽化の夏です。借家の期限、自分の音楽の仕事の行く末を考えると、やり直しの一年はとても辛いものがありますが、むしろ大事故でゼロになっていれば全く中断できるものを、雄だけだったり雌だけだったりすれば結局相手を採集に行ったり、辞められないのが飼育なのでしょうか。
 それでも各種の生態については採集を通じて自然環境の理想型がかなり見えて来て、それと飼育の関係、発育の関係もかなり見えて来ました。同時進行でそれらの発表や、社会への提言が出来れば嬉しいと思います。それにしても少子化で人口が減ってる筈なのに、何故新築の家が山や林をなくすのでしょうか? 一方で、農薬が減って虫が戻って来たり、戻らない種があったり、不景気で中断した工事後に良い原っぱが出来たり、様々なところで人間が虫を減らしたり、種の優劣を変えたり。虫が嫌いな人で、ご自身は自然保護意識を持っていると思っている方でも、実は凄く大きな動きに加担してるのですよね。


   やり直しの一年とは言えど、この夏の目標は懸命にこなしつつあります。
  クワガタ飼育

1、パラワンヒラタがついに成功。あとは大王、アルキの確立。
2、ついにパプワ金色の産卵〜孵化に成功。

  カブトムシ飼育

1、ほぼ全種の飼育法は理解しましたが、成虫をもっと幸せそうに長生きさせたいです。

  カナブン飼育

1、外産カナブンは主立った種については確立。サスマタと白ヘリはこの調子だと来年は買ってもらわなくてはなりそうです。
2、国産種は幾つかの難関を分かっていてもベストが尽くせず歯がゆいところです。
3、特にアオカナブンは昨年一歩も進まなかったので、福島の1頭が雌であることを祈るのみ。クロカナブンは町田産でどうにか前進できそうです。

  直翅目

1、今年はなんと言ってもカヤキリ。与えたススキに喰み跡があり、終令幼虫が無事羽化したので、飼育自体はかろうじてオッケーなのでしょうが。ペアリングと産卵は不安(昨年はワイルド雄のしつこさに気になりながらも傍観したら雌がストレス死してしまったので)です。それを言うなら今年初体験、羽化初成功の畑のウマオイのペアリングです。交尾を確認し殺し合いを防ぐなんて出来るのでしょうか?
2、コオロギの大量孵化の後、8割以上の羽化はなかなか満足です。館山の天然スズムシも無事羽化し2世を産卵しました。このままでは秋に3世が孵化しそう。休眠や回眠が上手くコントロール出来るかが勝負です。
3、バッタ類は2令以降の飼育はオッケーなのですが、若令の延命が辛いところです。エノコログサ入れてもたいして食べてくれなかったり。

 


  吉祥寺の雑木林の住民達
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